2014年11月18日火曜日

思いがけない出会い Snow brings Snow

16日、夕暮れの佐渡で飛び立つトキを観察したいと粘っていたときのこと。ふと、トキの頭上を10羽ほどの白い小鳥が飛び回り、近くの田んぼに舞い降りました。

刈り取った稲の合間をノコノコ歩き回る白っぽい鳥でその正体はなんとユキホオジロ。

ユキホオジロ Snow buntings

夕方で暗くて撮影画面でははっきりと捉えなかったのですが、望遠鏡で観察するとほっぺたや嘴の淡い黄色がしっかり確認できました。また、耳を澄ますとクリリリという特徴的な声も聞こえました。

思いがけない出会いでしたが、14日ころから北日本は雪に見舞われていましたので、おそらくその寒波から逃れるために南下してきたユキホオジロだったのでしょう。翌朝に同じ場所に行きましたが見つけることができませんでした。

そのほかには、島内でハチジョウツグミも観察できました。
ハチジョウツグミ Naumann's thrush

10月末に行った粟島ではたくさんいたベニヒワとミヤマホオジロは滞在中はそれぞれ一回一羽ずつを観察できたのみ。そのかわり、粟島でほとんど見かけなかったマヒワはあちこちで観察できました。

こういう違いを体感できたのも貴重でした。

朝日池と佐渡で今回、合計81種確認できましたが、トキ観察をメインにしてこれだけ出会えたので、まじめに鳥探ししていればもっと観られたかもしれません。大きな島ですが、さすが離島だと思いました。

ヤマドリ、ヒシクイ、マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、ミズナギドリsp(ハイイロ?)、ヒメウ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、トキ、オオバン、タゲリ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、トラフズク、ハヤブサ、モズ、ヒヨドリ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、ムクドリ、クロツグミ、マミチャジナイ、シロハラ、ツグミ(ハチジョウツグミ含む)、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニヒワ、シメ、ユキホオジロ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、クロジ、

I could watch snow buntings in Sado in the sunset time. The north Japan was very cold and storm at that time. I expected that snow buntings came from there to escape from the bad weather.

Snow brings snow! Not only snow, but also Naumann's thrush! How wonderful!

It was very interesting for me the difference that I could find redpoll and Yellow-throated bunting only one time in Sado, even though I enjoyed huge number of the bird in Awashima just 3 weeks ago.

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