2023年5月30日火曜日

Narcissus Flycatcher キビタキ

It is very interesting for me to watch various changes in the same individual. For example, the yellow rump of a male Narcissus Flycatcher changes little by little while singing.

さえずるキビタキの腰の黄色い部分の変化を同一個体で初めて撮影できました。


2023年5月28日日曜日

アメリカヒドリ? American Wigeon?

2023年4月25日に標津町の海岸で観察したカモです。見たときからこの1ヶ月ほど、アメリカヒドリかヒドリガモか、それとも雑種なのかをネット画像やカモ図鑑から検討してきた個体です。頭部の色合いや嘴の根元の黒い部分などから、アメリカヒドリの要素が多いとは思っていますが、羽衣の状態が私にはイレギュラーで、よくわからないままです。観察時には気がつかなかった上尾筒の模様も特徴的で気になっています。

American Wigeon?  25/Apr/2023 Shibetsu-cho Hokkaido

ずっと単独行動でこのまま沖へ泳いで行ってしまい、詳細を観察することが困難になり、検証に使えそうな画像は掲載したもののみ。脇羽を確認できなかったのが、とても残念です。もし答えをお分かりの方がいましたら、教えていただけましたら幸いです。

ご意見もお待ちしております。よろしくお願いします。

2023年5月27日土曜日

ハクセキレイ

ハクセキレイの幼鳥がいました。


親鳥を必死に追いかけて、少しずつ行動範囲が広がっていくのでしょう。

2023年5月26日金曜日

Japanese Wisteria 満開

At 800m altitude in Tokyo, Japanese Wisteria was blooming in full.

フジの花が満開でした。

Japanese Wisteria 18/May/2023

2023年5月23日火曜日

渡り鳥観察 Migrating Birds

5月、本土の海岸を巡って渡り鳥探索をしました。場所によっては個体数が多く、同種の見比べ機会も豊富で識別ポイントを何度も確認できたのが良かったです。

Many migratory birds in Japan pass through the coastal forest in spring and autumn, and lots of birdwatchers go there to enjoy watching them. I also visited some coastal forests in May from 10-12, and ticked 95 species on my bird list. Although I didn't see any rare birds, I had the pleasure of placing myself in the great stream of migration. I introduce some birds below, I met.

センダイムシクイ Eastern Crowned Leaf Warbler.

ニュウナイスズメ Russet Sparrow

ホオジロ Siberian Meadow Bunting

コサメビタキ Asian Brown Flycatcher

アカハラ Brown-headed Thrush

キビタキ Narcissus Flycatcher

サンショウクイ Ashy Minivet

コムクドリ Chestnut-cheeked Starling

マミチャジナイ Eyebrowed Thrush

ノジコ Yellow Bunting

本土での渡り鳥観察は、離島の鳥のように海を越えてきた「ヘトヘト感」が少ないことが多いので、「人と鳥との距離を、鳥が選べる関係」が私は好きです。いわゆる珍鳥の記録は全くないのですが、スズメやムクドリなどの普通種に加えて「この時期にいるべき鳥の種」を地道に積み上げて、なんと全日程で95種(暫定)を見聞しました。いつか100種記録できる日がくるでしょうか。


入場制限があることでこれまで訪問できなかった場所にも、申請をして訪問してみました。予想していたより渡り鳥はいなかったのですが、日中でもフクロウとサシバの声がしていて、とても興味深い場所でした。これから近くを訪問した際には、立ち寄る機会を設けていきたいと思います。

2023年5月22日月曜日

アオダイショウ

林の中の陽だまりで、目線の先の茂みに何かいる?と思って見たら、アオダイショウが日向ぼっこしていました。久しぶりに立派な個体を観察しました。


2023年5月21日日曜日

Red-necked Phalarope 訪問を積み重ねる

I know some places where occasionally an unusual bird visits. On the “patrol”  in spring, I saw a beautiful summer plumage of Red-necked Phalarope.

普段は鳥の少ない場所でも時々変わった鳥がいるので、いつものように巡回訪問すると、アカエリヒレアシシギの夏羽がいました。

Red-necked Phalarope and White Wagtail

鳥が少ない場所でもスキップは禁物です。いるかいないかは、行ってみないとわからないもの。

私がまだ10代の頃、平塚市博物館で土器などの発掘をされていた学芸員から、「ない」「いない」という判断は全部調べた上でしか言えない言葉で、「ある」「いる」というほうが実は簡単という話を聞いて以来、出かけた先で鳥がいなかった場合でも、本当にいなかったのか?を検証する確認訪問が楽しくなりました。このことが「鳥の少ない場所もきちんと巡る」ことを続ける原動力になっています。そんな理由から、情報を頼りにしないバードウォッチングも個人的には楽しいと思っています。

「いなかった」と言えることも私には大切な成果です。大事なことは「記録の積み重ね」で、全国各地で珍しい鳥を最初に見つけた人のほとんどは、フィールドでそんなことを続けていらっしゃる方々なのではないかと考えています。

2023年5月20日土曜日

カッコウ初認

5/19 雨の降る日没間近の時間(18:15)にカッコウを初認しました。声はだいぶ遠かったので、例年よりも縄張りが離れている印象です。

※確認個体ではありません

過去の初認記録は以下の通り。

2014年6月2日
2018年5月30日
2021年5月24日
2022年5月31日

過去の記録の中では、2023年は一番早い記録となりました。2023年5月31日、6月6日、6月27-28日、7月8日8:58、7月23日8:30、7月27日9:15も声を聞くことができました。

2023年5月19日金曜日

ゴジュウカラ Eurasian Nuthatch

The Eurasian Nuthatch, which moves freely up and down the trunks of trees, is becoming one of the popular bird among Japanese women.

バードウォッチングしたいという姉妹からご依頼を受けて、野鳥の観察がしやすい場所で案内をしていたところ、「私、ゴジュウカラ好きかも」とおっしゃっていました。木の幹を縦横無尽に動く行動が、かわいらしく見えるのでしょうか。

Eurasian Nuthatch

NkさんとNgさんにも加わって、この姉妹に野鳥観察の楽しさや醍醐味を伝えていただきました。ありがとうございました。姉妹が地元でもバードウォッチングを続けていってくださることを期待しています。

2023年5月18日木曜日

「ごみ」は「資源」に変わる

 徳島市が、こんなことをしているようです。最近のドラマやバンド名が長いタイトルでも受け入れられているように、ゴミの名称も、ですね。


「燃やせるごみ」を「分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ」に変更

徳島市:最終更新日:2023年5月15日

https://www.city.tokushima.tokushima.jp/kurashi/recycle/sonota_gomi/oshirase_gomi/NameChange.html

2023年5月17日水曜日

「営巣写真やめよう」

peiさんによるツイッター上での呼びかけです。友人が教えてくれました。


生息地の情報をかなり詳細に掲載しているサイトやブログがよくありますが、これも今後このような指摘を受ける可能性が高くなるかもしれません。ルールというレベルでコントロールできなければ、法律による罰則などができてしまう可能性もあります。

一人一人が率先して気をつけることで、永続的に野鳥観察が楽しめる環境を維持していかれることを願って止みません。以下を論文も紹介しておきます。参考になさってください(PDFでご覧いただけます)。

鳥獣の写真撮影・観察に対する規制について 高橋満彦

2023年5月16日火曜日

ミゾゴイJapanese Night Heron Survey

友人たちが取り組んでいるミゾゴイ調査を、5月3日にお手伝いしてきました。別のイベントで2019年にお会いして以来、長らくご無沙汰だったARMさんとも久しぶりの再会ができ、本当に楽しい時間でした。

I joined the Japanese Night Heron Survey on 3rd May. I heard voices 18:57-19:07 on the day after sunset. As it was short for a courtship call, the pairing was probably already complete. It was a beautiful night with a nice moon, and I could observe the jungle nightjar, too.

当日は、指示を受けたポイント東側で18:57-19:07に声を聞くことができました。昨年、ASCさんが声を聞いた方角との交点にミゾゴイの生息に適した環境があるので、そこがおおよそのテリトリーである可能性が高まりました。地図を見ると人の侵入は非常に難しい環境で姿を見るのは難しそうで、来年の飛来確認も声で行うのが良さそうです。

飼育個体 Japanese Night Heron

2023年5月12日金曜日

コホオアカ Little Buntings

関東某所でコホオアカを観察できました。環境から絞り込みをして自力で見つけられると、やはり嬉しくて心の中でガッツポーズをしてしまいます。

2month ago, I observed Little Buntings. There were 3birds in one flock, and 1bird at each of two locations, totally perhaps 5birds!

Little Bunting 10/Mar/2023

Little Bunting 10/Mar/2023

Checking my previous observation records of the Little Bunting  around Tokyo, all in early March!

06 March 2014
12 March 2015
03 March 2017
09 March 2019
12 March 2020
10 March 2023

It seems possible that the little bunting may be passing through the Kanto region in spring. Of course not a common bird, but it may not be as rare as generally believed, I think.

2023年5月10日水曜日

My Bird Surveys 繁殖期の調査

From May, my "personal" bird surveys are going on at the same time. I have to manage well my schedule because bird breeding season is short. I really enjoy checking at data on the ecology of common birds that are not in general bird guide books. It is very interesting to see the data I have collected.

5月に入って複数の調査を同時進行中です。特に録音調査の適期は短いので時間との戦いです。加えてガソリン代が高止まり中で、効率良く動いて経費の節約をしないといけません。


プラン通りにデータ収集するのも一つの技術だと痛感する今日この頃です。集めたデータのチェックや身近な鳥の生態をデータで見ることは本当に楽しいので、それがモチベーション維持につながっています。

2023年5月1日月曜日

羅臼展示会 スケッチブックの中の鳥たち

知床羅臼にて、以下の個展をしております。

特別展示「BIRDS from MY SKETCHBOOK スケッチブックの中の鳥たち」

http://shiretokorausu-vc.env.go.jp/news/2023/20230425/

昨年、ウトロ側にある「知床自然センター」で行った展示の絵を中心に、新たに羅臼でスケッチした鳥たちを加えて展示をしております。

知床羅臼ビジターセンターの開館時間は下記の通りです。

■5月~10月 9~17時開館(月曜休館)

横断道路も開通したので、知床へご訪問の際には、お立ち寄りいただけましたら幸いです。