少し前の話になりますが、日本野鳥の会埼玉・Young探鳥会のご担当から鳥をスケッチする探鳥会のご依頼を受け、10月13日に東京港野鳥公園でYoung探鳥会としては初めてのバードスケッチ会を行いました。関東以外の遠方から来てくださった方もいて、やや緊張をしました。
日本野鳥の会埼玉・Young探鳥会について
http://wbsj-saitama.org/yantan/yantan-1.html
基本的な野鳥の形の捉え方をレクチャーし、実際に野鳥をスケッチしていただきました。
Angled scope gives us good bird sketching form, and helps long-time watching.
日本では直視型が人気の望遠鏡ですが、スケッチには実は傾斜型が最適。広告代理店のYさんが光学機器メーカーの貸出にご尽力をしてくださり、なんと傾斜型を7台も準備してくださいました。本当にありがとうございます。望遠鏡の形の違いによって長時間の観察ができるということもご理解いただけたようです。長時間観察をする人が多い海外では傾斜型が人気ですが、日本でも傾斜型がこれからより普及することを期待しています。
一つの鳥をじっくり観る機会となったようですが、皆さんの感想で「ずっと鳥を観察するって、けっこうエネルギーを使うんですね」というのが私には印象的でした。
皆さんのスケッチの中で、水面を泳ぐカモが半身だけ水の中に入れて逆立ちのようになっている「お尻丸出し」姿勢を描いている方が多かったのは興味深かったです。
普段から野鳥観察に専念する方はもちろん、様々な経験や年齢もバリエーション豊かな方々の参加でしたが、参加者を少数にしたことで上達した点や難しかった点などの感想を全員からお聞きできたのは、こちらもとても勉強になりました。
本当にありがとうございました。ご担当のHさんによると、ご好評のようでしたので、またこのような機会を設けたいとのことでした。次回の予定が決まりましたら、またお知らせいたします。
スケッチに集中する会でしたが、さすが東京港野鳥公園で、確認種類数は32種類でした。
From My Sketchbook
今回のようなレクチャーはしませんが、イラストレーターのTingさんと一緒にやっているフィールドスケッチ会を12月1日に新横浜公園で行いますので、こちらのご参加もお待ちしております。
フィールドスケッチ会:12月1日@新横浜公園↓
TingさんのHP
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