2016年11月13日日曜日

「秋が瀬の鳥」展に行ってきました

ブログでリンクを貼らせていただいているnoriさんとそのお仲間たちの力作が揃っている「秋が瀬の鳥」展を、最終日になってしまったのですが11/13に拝見してきました。会場では、ハギマシコの絵ハガキをいただきました。


会の皆さんのやさしい眼差しが感じられる写真が多く、気持ちのよい時間を過ごしました。私のお気に入りは、スズメの親子の写真(著作権保護のため、会場では写真は撮りませんでした)。画像はやや荒いものではあったのですが、身近な生き物への愛情を感じられて、温かい気持ちになりました。こういう写真が私は好きです。

noriさんの写真で私が気に入ったのは、ハジロカイツブリが水中に潜る前の水面から少し飛び上がった瞬間を捉えたもの。以前noriさんのブログに掲載れていた記憶があり、いい写真だと思っていたので、プリントされたものを拝見できたのはうれしかったです。

noriさんのサイト
確認済飛行物体
http://ifo-nori.cocolog-nifty.com/

実はnoriさんは昆虫写真も素敵でして、小さな命への敬意が感じられるものばかりです。ブログに掲載されている虫たちの写真は、彼らの小さなおしゃべりが聞こえてきそうな、そんなやさしさの溢れたものです。私は昆虫へのアプローチがヘタクソなので、どうしても撮影の際に「キュ」っと緊張しているものが多くなってしまいます。

カメラの性能も大事ですが、生き物の写真は、どういうふうに近づいて、どういう気持ちでシャッターを押しているかがやはり大事だということを改めてnoriさんの昆虫写真から感じます。

「秋が瀬の鳥」展示会ではちょっと難しいのかもしれませんが、いつか展示会でプリントされた昆虫写真が拝見できることを期待しております。

展覧会の後、せっかく秋が瀬まで来たので、鳥見の散歩もしようと思い、双眼鏡を持ってウロウロをしていると、あるお二人に声をかけられ、少しお話をしました。チョウチョが好きで、観察のために各地お出かけなさっているとのこと。私はチョウの知識は浅いので申し訳なかったのですが、自然の中を歩くことを楽しみにしておられる方のようでしたので、またどこかでお会いできそうな、そんな気がしました。こういう出会いがあるのも、フィールドを歩くことの楽しみです。

秋が瀬公園ではシメやシロハラ、アオゲラ、シジュウカラ、アトリの群れなどがいましたが、葉の陰でなかなかしっかり見えず。黄色い←のところにいるアトリを1羽撮影するのがやっとでした。



ヒヨドリやツグミ、ジョウビタキ、メジロのほか、水鳥のオオバンやハシビロガモはしっかり観察できました。

楽しい一日でした。

2 件のコメント:

  1. 写真展と、私の写真のことも取り上げてくださって、大変恐縮です…。ありがとうございます。
    虫、というと9割近くの人が嫌悪感を示すので(^ ^;
    hiyokichiさんのように、虫の写真がかわいいと言ってくださると
    励みになります。

    秋ヶ瀬では、鳥や人との出会いがあって、楽しまれたようでよかったです!
    冬鳥があちこちに入ってきましたね。

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    1. noriさんへ

      虫に嫌悪感を持っている人の中には「標本になっている虫」や「昔見た図鑑でダメになった」という人が多いようにも思います。noriさんの写真は、そういう人たちに「虫ってこんなにかわいい存在ですよ!」と伝えてくれるものだと思います。

      ゾウムシやメタリックな上翅を持つ甲虫類から始めてみてはいかがでしょう?

      私の絵の展示やイベントなどをやってみていつも思うのですが、オーディエンスの反応というものは、やってみないとわからないものです。

      ぜひ、秋が瀬野鳥写真展に「皆さんの足元の、もう一つの小さな命」というミニコーナーで、虫たちの出番を!。違う写真が入ることで、新しい来場者層が獲得できると思いますよ〜。

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