2023年3月30日木曜日

まだでした

まだかな?と思って探しましたが、まだでした。

2023年3月29日水曜日

お知らせ:御蔵島のオオミズナギドリを守りたい

今回の三宅航路でのアホウドリの観察機会増加の一方で、オオミズナギドリの少なさが気になりました。以前にもお伝えしていますが、改めて御蔵島での保護対策についてのサイトを紹介します。

↓御蔵島のオオミズナギドリを守りたい

https://oomizunagidori.jimdo.com/

皆さんの温かいご支援をお願いいたします。

2023年3月28日火曜日

クロサギ Eastern Reef Egret

移住して観察頻度が激減した鳥の一つがクロサギです。海岸までの距離が遠くなると、カモメ類や海鳥の観察も当然難しくなり、識別ポイントもあっという間に忘れていきます。コロナ制限も緩和されてきたので、今年は潮風バードウォッチングの頻度を増やしたいと思います。

Eastern Reef Egret in Miyakejima

一方で引っ越したからこそ見られる頻度が上がった鳥もいます。また、私の目には同じように見える環境でも、実家付近と今の住まい周辺では鳥の種構成や個体数に差があって非常に興味深いです。

野鳥の生息状況は地域ごとに特色があり、そのような違いを感じるのもバードウォッチングの醍醐味だと考えています。

2023年3月27日月曜日

Short-tailed Albatrosses and Humpbacks

3月19日夜〜20日に三宅航路と三宅島探鳥をしてきました。今回はJさんに日程を調整いただき、同じ便に乗船されたNさんとも初めていろいろとお話ができ、とても充実した旅となりました。Jさん、Nさん、本当にありがとうございました。

今回のターゲットはアホウドリ。絶滅宣言までされた鳥が、先人の方々によって献身的に保護活動されたからこそ、私も見られる鳥になったと言っても良いでしょう。本当に心からの感謝です。

東邦大学メディアセンター
↓アホウドリ復活の歴史

↓長谷川博さんにアホウドリの研究を進めたランス・ティッケル先生

アホウドリと僕の42年間
↓長谷川博先生について

↓山階鳥類研究所でのアホウドリ保護の取り組み
https://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/albatross/02rekishi.html

The Hachijo-jima ship route in Tokyo is good for observing albatrosses and humpback whales from February to early April. Short-tailed Albatrosses in particular, have become much easier to observe over the past few years. It seems that albatrosses are easily observed on the route of northern of Miyake-jima.

Short-tailed Albatross on Miyake→Tokyo Route

This route is operated by Tokai Kisen, and the return trip is the time to observe wildlife.

Tokai kisen

三宅島は実に約15年ぶりの上陸でした。ザトウクジラは初めて見る生き物。感激でした。私が小学生の頃にはハワイがメインの繁殖地と知り、海外か…と思って、その後に中学生の時に動物雑誌アニマで「小笠原で見られる」と読んで「小笠原か…」と再度がっくり来た思い出があります。それが今は三宅島付近でも見られるようになり、本当にクジラが増えたことを実感しました。

Humpback Whale on Miyake→Tokyo Route

Pelagic Cormorant

Izu Islands Thrush

Owston's tit 

Humpbacks

Humpback Whale Family

三宅島ではノゴマも発見。恥ずかしながら、声を聞いたときに姿を見るまではノゴマとは分からず、変な声のホオジロ?などと予測しており、自分の聞き分け能力の劣化を感じました。。。しっかりせねば。

島を離れる直前に、沖縄のKさんに偶然にもお会いすることができて驚きました。この時期はアホウドリなどを目指して三宅島に来られる人が多いことを実感しました。

コロナ制限もなくなって、これから旅がしやすくなりましたので、お財布とスケジュール帳に相談しつつ、鳥と鳥仲間との出会いを楽しんでいきたいと思います。

最後に、今回観察できたアホウドリの一部を紹介します。





成鳥羽になるまでさまざまな羽色があるのも、観察していて楽しいです。

2023年3月24日金曜日

White-backed Woodpecker オオアカゲラ

オオアカゲラを観察しました。東京都内でオオアカゲラを観察したのは、初めてです。最初に、アオゲラやアカゲラに比べて木をつつく音がやや強く聞こえたので、ひょっとしてオオアカゲラかも…と思って探した結果でした。木々の隙間から見えた正解に、嬉しくなりました。

It was the first time for me to watch a great spotted woodpecker in Tokyo.

White-backed Woodpecker 15/Mar/2023

2023年3月21日火曜日

オオタカの繁殖

都会環境で繁殖するオオタカであっても、繁殖地への立ち入りはもちろん、長時間の撮影は控えるべきということがよくわかる論文が発表されていました。論文を拝読しましたが、抄録でも「都会で繁殖するオオタカのために人間ができること」がよくわかります。

これまでの経験から、同じ配慮を関東で繁殖するツミ、山間部で繁殖するクマタカにも必要であると言って良いと思います。

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日本鳥学会誌/71 巻 (2022) 2 号

営巣林への立入制限は都市近郊に生息するオオタカの繁殖成功を促進する

板谷 浩男, 夏川 遼生, 守屋 年史

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/71/2/71_185/_article/-char/ja/

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どんな鳥でも、特に繁殖期は「ここなら大丈夫」ではなく、「ここで本当に問題ないだろうか?」と自分に問いかけながら進めていこうと思います。野鳥の観察は、野鳥のお宅にお邪魔しているということを肝に命じていきます。

2023年3月20日月曜日

カワセミの後ろ姿

川沿いを散策していたら、カワセミが私の前に不意に飛来し、そのままずーっとじっとしていました。私も動けなくなってしまいましたが、やはりこの綺麗な背中はずっと見ていて飽きません。


カワセミの撮影で訪問するカメラマンが多い場所であるので人にかなり慣れている個体のようですが、やはり繁殖期の観察は気を使います。


上の画像と同じ個体です。偶然に瞬膜が撮れていました。

2023年3月18日土曜日

偶然の出会い

2015年から観察できているオナガガモとヒドリガモの交雑雄化個体を3/8に見に行ったのですが、この個体を熱心に観察撮影されている方がいました。この個体に注目するのは、ひょっとして。。。と思って声をかけたところ、2020年よりカモに関するメールでのコンタクトだけが続いていて、いつかお会いしたいと思っていたまさにその方でした。全くの偶然の出会いでしたが、やはり実際にお会いしてお話できるのは楽しいです。

08/Mar/2023 Saitama

鳥が繋いでくれたご縁をこれからも大切にしていきたいと思います。

2023年3月17日金曜日

そろそろご出発 See you Next Autumn!

そろそろご出発でしょうか。どうぞ良い旅を。

03/Mar/2023

In Japan, the Daurian Redstart is a winter bird. It's time to say goodbye when we feel the spring wind.

2023年3月16日木曜日

確定申告終了

3/2、確定申告を終えました。


e-TAXを勧められますが、やはり入力に不安が残る私ですので私は毎年税務署へ行って手続きをしています。いつも親切に対応していただける署員の皆様に、心からの感謝です。

2023年3月15日水曜日

クビワキンクロ

鳥見仲間のNさんのご提案を受けて、長期滞在中のクビワキンクロを観察してきました。雌の観察は、国内では数年前に都内に飛来した場所で見てからご無沙汰でした。


中学生の時、1986年に不忍池に飛来した雄を見たの感激は今でも薄れないものです。私は次回会えるのはいつかわからないと考え、閉園間際までイソシギのような白い模様の食い込みや特徴的な頭の形、「クビワ」が見える角度はどこがいいかなどを双眼鏡でずーっと観察しました。

後日、その個体は1984(or1985)年から10年(or11年)連続飛来していたと、詳しい方からはお聞きした記憶があります(間違っていましたら、すみません)。

2023年3月14日火曜日

コウモリ調査

 3月からバットディテクターを使ったコウモリ調査を開始。


機材の確認で2/28夕方に行った試行では、アブラコウモリと思われる音声を確認しました。

2023年3月13日月曜日

標識鳥に対する世代間ギャップ

この冬、フィールドを歩いていて耳に入ってきたご年配のアマチュア野鳥カメラマンたちの会話です。

「最近、ここの鳥に足環がよく付いてて、撮ってもしょうがないよね」

彼らにとって、撮影対象に足環が付いていることは好ましくないようです。しかし彼らは、近くを通る方々に自分の撮影した野鳥の繁殖地などについて解説をするときに標識調査から解明された内容も楽しそうに話されていました。歳を重ねた方ほど、この傾向が見られるように感じています。


一方で、若い世代のバードウォッチャーは足環のついた野鳥を見つけると、なるべく多方面から撮影してその番号を解明しようと努力をする人が多いように感じます。足環を装着することは、鳥たちにそれなりの負担を強いていると予想はしていますが、それに報いるようにと懸命に番号を追い、山階鳥類研究所に報告をしてくださる彼らの姿には、本当に頭が下がります。

目の前にいる命の存在と、その出会いを大切にしている若者たちに感謝でいっぱいです。


野鳥の生息環境を保全をしていく上で、繁殖地や越冬地、中継地のつながりが解明されることは重要ですが、それを具体的に調べるのはとても大変なことです。

近年は発信機を使った調査も進み、GPSによる精度の高い記録ができますが、機材の関係で装着できる野鳥の種や数も限られます。足環による標識調査は、発信機を使った手法に比べれば多種にわたって安価ででき、かつ基礎的なデータ蓄積もできる大変有効な手法です。

以上のような理由から、標識個体を見つけたら、その番号を可能な範囲で記録(できれば撮影)して山階鳥類研究所へ報告をよろしくお願いします。

↓山階鳥類研究所:足環など標識のついた鳥を見つけたら


山階鳥類研究所が作成したPDFも大変わかりやすいので、以下のアドレスに示したものも、ぜひご覧ください。

↓足環からわかる鳥たちのひみつ 鳥類標識調査の目的と成果

↓渡り鳥の不思議調べてみよう!鳥類標識調査の世界

2023年3月12日日曜日

3月12日に見たくなる映像

↓九州新幹線全線開業 祝!九州縦断ウェーブ CM「25分特別編」
https://www.youtube.com/watch?v=lQp2SSgpPyA

↓「流れ星新幹線」スペシャルムービー
https://www.youtube.com/watch?v=2002jGlh7yU

九州へバードウォッチングへ行くと、空港からレンタカーで回ってしまってばかりですが、こんなに愛されている鉄道には「いつかは乗らねば」と思っています。全線開業CMで、新八代〜熊本間の「野球をする少年たち」の映像は、新幹線が「これから彼らの日常」になることも予感させて、私が大好きなシーンの一つです。九州の皆さん一人一人が主人公であることが、映像の美しさを引き立てているように感じます。

鉄道存続が各地で揺れておりますが、この映像を見ると、やはり鉄道にしかできないことがあると感じます。一つでも廃線をさせないように、自分にできる行動をしていかなくてはと思う日々です。

開業について、こんな話もあります。

↓九州新幹線の全線開業前日に襲った東日本大震災…JR九州社長が迫られた「苦渋の決断」

2011.03.12 九州新幹線、開業。そして、12回目のお誕生日、おめでとう。

いつか、乗りに行くね!

ナベヅル

2023年3月4日土曜日

ユキヒョウ ボランティアツアー2023

コロナで中断されていた「ユキヒョウ ボランティアツアー」が再開されます。期間は2023年8月6-20日です。募集内容や詳細は、以下になります。

【秋山知伸さん同行・ボランティアツアー】(西遊旅行)

ラダックでユキヒョウと人との共存の道を探る

https://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/HDIN01/

以下、2019年の活動時に撮影した画像です。




2023年3月3日金曜日

新たな調査を開始

新たな調査を開始しました。3年間に月1回行なっていく計画です。

身近な野鳥の当たり前のデータを集めるだけのですが、生態を具体的な数字で把握できるように調べていきたいと思います。

アメリカコガモ x コガモ

2/27、アメリカコガモとコガモのハイブリッドを見つけました。




肩と胸の白線が本当に薄くあり、両亜種の特徴を備えていました。

朝方は冷えていましたが、陽が高くなるにつれてポカポカ陽気。陽炎が出て、あまり撮影画面が鮮明ではないのですが、特徴のわかるような画像をなんとか押さえることができました。

2023年3月2日木曜日

谷津干潟にヤマショウビン!(夢)

2/27に見た夢は、なんと谷津干潟にヤマショウビンが現れて、しかもそれが手乗りになる夢でした。手乗りは無理としても、インターネット上には2006年5月に谷津干潟で確認されているようなので、夢物語ではない夢だったようです。いつか正夢にしたい!


ヤマショウビンの写真を持っていないので、近所のカワセミで。

2023年3月1日水曜日

左の翼の次列風切が…

左の翼の次列風切が以下の画像の状況のカラスがトビをモビングしていました。こんな状態でも飛行できるのは驚きました。初列風切がないほうが飛行には影響が大きいのでしょうか。

Feb/2023 Tokyo