2021年10月31日日曜日

新たな調査をスタート

新たな調査の許可をいただきました。10月上旬に調査地の下見をし、調査機材改良の材料探しのためにホームセンターを廻りをしました。


新しい調査は、うまくいくかどうか不安も大きいですが、それ以上に期待で胸がいっぱいです。

2021年10月30日土曜日

2022年 調査プラン

調査で同じ場所に通うと予想外の鳥に遭遇することがあり、自分がいかにまだこの地域の鳥について知らないことを思い知らされます。そのような発見があった時には新たな課題として来年の手帳に調査項目の追加として書き込みますが、来年の夏〜秋の調査プランは特に忙しくなりそうです。来年も同じように鳥が来るかどうかは全くわからないものの、おそらくまだ詳しく知られていないであろう地域の生物カレンダーの一端でもつかめればと思う今日この頃です。


遠出ができなかったこの2年ですが、その時間が私に教えてくれたことは、今後の私の自然との付き合い方の大きなターニングポイントとなっています。

2021年10月29日金曜日

ソリハシセイタカシギ

私の訪問時には、既に飛び去った後のようでした。前回の出会いは2019年春でしたので、2年ぶりに優雅な嘴のスィングの動きを観察したかったのですが、残念。

17/May/2019

ワクチン接種後で体調管理のため外出を控えた期間の飛来だったことに自分の運のなさを感じつつも、次回のチャンスに向けて健康を維持しようという思いを新たにしております。


久しぶりに訪問した場所ですが、ポカポカ陽気の中、アリスイやヒドリガモに加え、ハマシギ、オジロトウネン、アメリカヒドリ雄(遠い!)、そして当地で私は初めて見たオシドリに会えました。帰り道でタゲリも期待しましたが、飛来はまだのようでした。



今秋初の鳥との嬉しい再会があり、楽しい一日でした。

2021年10月28日木曜日

Winter Waders

I am very glad to be able to meet sandpipers and plovers during the winter, not far from my house because I didn't have any place to observe wintering waders, when I was a child.


2021年10月27日水曜日

お帰りなさい!vol.02

10月18日、シロハラ初認!お帰りなさい!

(初認個体ではありません)

2021年10月25日月曜日

お帰りなさい!vol.01

少し前の話ですが、調査対象鳥を10/15に初認しました。2021年春の終認は3/11だったので、約7ヶ月ぶりの再会となりました。確認は相変わらずの一瞬ですが、心の中で「お帰りなさい」と呟いていました。

15/Oct/2021 Hawamei

ジョウビタキも10月16日朝に確認。これから続々到着になるでしょうか。

2021年10月24日日曜日

マガン

中学生のとき、叔父に連れて行ってもらった片野鴨池で初めて見たマガン。その数年後にハクガンが飛来したと聞き、列車を乗り継いで見に行ったのですが、その時のガン類の姿は、今でも脳裏にはっきりと残っています。マガンと一緒に遠くの曇り空を飛ぶハクガンは、図鑑の写真より白さがくっきりしたように見え、本当に綺麗でした。

マガン Greater White-fronted Geese

例年冬枯れの景色の中で彼らを見ることが多い私ですが、今回の訪問は二番穂が緑のままで、マガンなどの滞在する田んぼの様子が違いました。時期を変えて訪問するのもなかなか楽しいです。

2021年10月22日金曜日

虎鶫 The earliest record of White's Thrush

私のいつも散策する森でトラツグミの羽毛を拾いました。

Large and Tip is black, the characteristic White's Thrush feather. 

On October 14th, I found a feather of White's Thrush in my patch. November 25(in 2019)was the earliest record about White's Thrush in my bird census and trail camera surveys before the record of this day, but it has been updated.

The feather taught me that it is important to use various research methods to know bird life and nature.

2021年10月20日水曜日

二階建新幹線 E4系Max

10/02に二階建新幹線 E4系Maxが定期運行から引退しましたが、その名残をホームで見つけました。



しばらくは残っているかもしれませんが、いずれは消えてしまうでしょう。まだ北陸新幹線ができていなかった頃に親子でお世話になったMax号は、乗車後の「ちょっとだけ螺旋階段」が大荷物のときには「ちょっとだけ大変」でしたが、それも今は良い思い出です。

2021年10月19日火曜日

EF65 2090

子供の頃はブルートレインに乗ることに憧れて、よくその絵を描いたため、当時描いていたものと同じ色の電気機関車が現れると今でもワクワクします。今回駅のホームで電車を待っていたら現れた「EF65 2090」は、ネット情報によると昭和52年製のようです。

今は番号部分が赤くなっているのが、ブルートレインを牽引していた当時の色とは違う気がしていますが、記憶は曖昧です。

17/Oct/2021

これからも元気に走って欲しいと思います。

2021年10月18日月曜日

モズとバン

久しぶりに訪問した公園が工事中で、訪問直後は鳥がいませんでしたが、別の公園に行こうと思ったら、モズが現れました。


水面を見るとバン。


鳥の姿がないわけではないですが、やはり数は少なめでした。

2021年10月15日金曜日

ジシギの識別 Can it be solved by AI?

「?」から「だろう」まではたどり着けても、私はまだジシギ類の識別は自信のない状態です。一つの打開策?になるかと思い、私のジシギ類の写真をAIに画像診断させてみたのですが、リストに上がる種は識別に迷うものが全て挙がってきました。ジシギ類の識別に長けた方々の知識と経験に改めて敬意を表します

I tried to identify the species exactly with my snipe photos using AI on the internet. However the results have appeared most of all kinds of snipes in Japan, like my confusion. When AI is able to distinguish snipes very easy and perfectly, will we have the new identification?

A Common Snipe, I think...

2021年10月11日月曜日

先人への感謝

ある書物で観察年月日の記述がない野鳥の記録参照するために、引用元である1978年発行の書籍を確認しに図書館へ行きました。確認例の少ない種の中には、明治や大正のものも詳細な日付で記述がされていました。きちんとした書籍で年月日の記述がしっかりしていると、その記録を安心して引用できます。先人の方々のご尽力に心からの感謝です。


自分の記録も引用に値するものになるようにしていきたいと思います。

2021年10月9日土曜日

ニコン モナークM7 発売!

新しい双眼鏡ニコンモナークM7が発売されました。どんなに頑張っても目は2つしかないので、本来双眼鏡は一台あれば十分ですが、新機種登場は、いつもワクワクします。やはりバードウォッチング用の双眼鏡の基本である8倍での見え味や視界、42mm径での明るさやシャープさが気になります。

いつになるかはわかりませんが、実機に触れる機会を楽しみにしています。

参考までにHP掲載数値で、42mm径は8倍で670g、30mm径は8倍で465g。荷物の軽量化をしたい方は、まず30mmをチェックですね。

2021年10月8日金曜日

調査スタート

10月4日、昨年に始めた調査の2021-2022をスタートしました。10月は対象種がいつから調査地を利用するのかを確認するのが第一の目的です。なるべく頻度を多く通うしかないですが、できる限り頑張ります。


現時点で対象種が再び飛来してくれる保証もないのですが、「自然相手こそ」の楽しい調査開始です。

2021年10月6日水曜日

調査終了

6月から続けていた調査を10月2日で終了しました。昨年秋から試験的に行っている別の調査を近日中に再開する予定です。個人的な興味を基にした調査ですので、必ずしも成果が求められないことをいいことに、調査対象としてあまり選ばれない鳥やデータの集まりにくい生態を選んで調査をしていますが、これからの若い世代の研究テーマの参考として、せめて “薄〜い下地” くらいにはなるようにしていきたいと思っています。


生き物の動きと自分のライフサイクルを合わせると一年があっという間ですが、やはり楽しいです。

2021年10月5日火曜日

セイタカシギ Black-winged Stilt

久しぶりに訪問した場所に、セイタカシギが飛来していました。長期滞在の記録もある場所なので、訪問時に存在確認することを楽しみにしたいと思います。

Black-winged Stilt 28/Sep/2021

2021年10月4日月曜日

久しぶりの再会

9月下旬の話ですが、今年高校生になったRさんと来年海外へ行くTさんをお誘いしたバードウォッチングをKさんがされるとのことで、そのお仲間に入れていただきました。Tさんとは4年ぶり、Rさんとはメールでのコンタクトだけでしたので、本当に久しぶりの再会でした。Kさん、お声がけをいただき本当にありがとうございました。


早朝に駅で集合。見晴台ではサシバもやってきました。


いろんな話をしながらの観察はとても楽しい時間でした。


以前長期滞在をした英国でのバードウォッチングでは、観察小屋に入るとまず振り返って挨拶してくださり、「ここに座るとよく見えるよ」と声をかけてくれたり、満席で後ろで立って見ていると「君の番だね」と、こちらが声をかける前に積極的に場所を譲ってくれます。

地元の方に対しても、私ような “外国人” が入ってきても、同じ対応であるというのは本当に清々しいです。ウォッチャーでもカメラマンでも、英国人でも日本人でも、常連でも新参でも、「その場に鳥を見に来た人」すべてが楽しめることが優先される、そんな雰囲気でした。

このような経験をすると、その場にいることが楽しくて、時間を共有した喜びがあり、また訪問したい気持ちになりましたが、その日に訪問したこの場所では、残念ながら譲り合いの光景を私が見ることはありませんでした。

「場所を譲って欲しければ声をかければいいじゃないか」というご意見もあるかと思いますが、自前の椅子に座ってカメラをしっかり構えている人に、全ての人が声をかけられる訳ではありません。このご時世ですからどんな反応があるかわからない中で、声をかけることを躊躇する人の方が多いことでしょう。


この看板の存在が、かえって虚しかったです。

若い世代の野鳥カメラマンとして大活躍中の菅原貴徳さんの本は、野鳥の研究をされていたこともあり、撮影だけではなく、鳥との付き合い方を知ることのできる素晴らしい本です。ぜひご覧ください。

↓「図解でわかる野鳥撮影入門」

発売日:   2020年06月27日
著者/編集: 菅原 貴徳
出版社:   玄光社
ISBN:   9784768313336

2021年10月2日土曜日

Solo Birdwatching 秋のシギチドリ類

It's still important for us to keep a distance each other because of COVID-19, however sometimes birdwatchers get closer and closer to see birds and have a chat in a popular place.  So I leave like this place, even if my target birds are.

9月の話ですが、シギチドリ類を見たくて休耕田を訪れました。人がいないだろうと雨の日を選んだその日も、たくさんのカメラマンが既にそのエリアに集まっていました。遠方から彼らの様子を見ると、鳥は不在のようでしたので、感染対策の意味も含めて別の水田を探すことにしました。


It seems that birds are thinking about the same thing perhaps, birds may also go temporarily away from many audience. 

かと言って当てもないので、地図を広げて水田地帯を見つけて雰囲気の良さそうな田んぼを一人で一枚ずつチェックしていくしかありません。

I went out alone and hoped to meet sandpipers and plovers on several days in early September, but one place where I visited first was absolutely crowded by bird photographers. I should go to other places at random where no one but me. Finally, I arrived at the best place for birding to me!

どのくらい見て回ったでしょうか、バードウォッチャーもカメラマンもいない水田地帯でようやく会うことができました。





I met the all stars with natural behaviors. Solo Birding sometimes is hard, but it gives me a nice opportunity to enjoy wonderful movement and calm face of birds.

It's fun to go out with friends based on detailed information, but solo birding is also fantastic as different species can be seen from my expectations.

ジシギ類の姿もありましたが、識別にはやや遠かったり、草陰でよく見えない状態で、識別力不足の私には種の特定を慎重にせざるを得ませんでした。


図鑑片手に博物館で剥製を確認したりしているのですが、このグループの識別はいつまで経っても最終的に「?」が消えません。見分けられる方々への尊敬の念を抱かずにはいられません。


まずは「絶対これはタシギ!」と自信を持って言える識別眼を身につけたいと思っていますが、いつになることやらです。


イソシギが休んでいるところに、ハクセキレイが近寄ってきました。ジシギは尾羽を立てて威嚇するのですが、このイソシギは顕著な反応はしませんでした。


チュウサギと金色の稲穂を見ると、より秋を感じます。


この時期にしては珍しく、カンムリカイツブリとユリカモメもいて、さらに驚きました。多くの鳥たちが移動の真っ最中のようでした。




気を良くして、別の日に子供の頃によく行った場所も訪問したのですが、そこにはシギチドリの姿は全くありませんでした。私が鳥の気持ちがわかっているというわけではなく、うろうろする時間や距離が長ければ「当たることもある」という良い例だと思います。

Pacific swift

しかし、目の前を高速で飛ぶアマツバメに会えました。数分後にはいなくなったので、これはこれでラッキーな出会い。

綿密な鳥情報を基に友人たちと出かけるのも楽しいですが、一人で事前情報なしで地図を片手に出かけるのも、自分の予想と違う鳥に出会えるおもしろさがあります。

2021年10月1日金曜日

Sooty Flycatcher サメビタキ

In addition to birds of prey, migratory birds also appeared while I stayed some bird watching sites on 20-24th September.

Sooty Flycatcher

朝食前の早朝散歩では、猛禽類以外にも渡り鳥が現れました。なんと21日はサメビタキを発見できました。新型コロナの影響で2021年は夏鳥と出会う機会が例年になく少なかったので感激のひと時でした。

Especially Sooty Flycatcher on a walk in the early morning on the 21st before breakfast was fantastic!  I was happy to have such an encounter because I didn't visit good places to meet birds in this summer as COVID-19.

Siberian Stonechat

I was excited to confirm 76 species during the days, especially by migrating birds such as Japanese Leaf Warbler, Sakhalin Leaf Warbler, Crowned Warbler, White-throated Needletail, Gray Bunting, Siberian Rubythroat, Oriental Reed Warbler, and Siberian Stonechat.