海に、
川に、
池。
写真には撮れませんでしたが、一応ハクガンも見られました。
日本海側では歩いていてバードウォッチャーに会うことは非常に少なくて、そのため観察に行くときは鳥のいそうな場所を事前にチェックしておいて、一か八かで行くことがほとんどです。
しかし、そこはポテンシャルのある地域。小さな川や池、河口でも、鳥の群れを1羽ずつ確認していくと、トモエガモやミコアイサ、カモメが当然のようにいます。
地方での鉄道移動は待ち合せが長いなど時間的には不都合もありましたが、車では通過してしまう道をしっかり歩くことになったり、ちょっとした路地裏から小さな草原に出て思わぬ鳥見ポイントを見つけたりなどハプニングがあり、とても楽しい時間でした。
駅も無人のものが多く、停車本数の少なさから、時刻表を確認してから出発しなくてはいけませんが、それも楽しみの一つです。
17kmほど歩いた当日、車で来たら通り過ぎてしまうだろう場所でノスリやチョウゲンボウに近くで会うこともできましたし、写真のカワガラスは潮騒を聞きながらの観察という、まるで知床半島のような体験もできました。
メインのポイントを効率よく巡るにはやはり車だと思いますが、歩く余裕があって、多くの人が見過ごしていそうな “思わぬ野鳥との出会い” を楽しめそうな地域では、できる限り鉄道を利用していくのもいいと思い始めています。
また、公共交通機関を利用することで微力ながら地域の足を守る貢献もしていきたいと思います。
JR北海道だけではない、ローカル線廃止の危機
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