特に警戒心の強い鳥ではなっかたのにも関わらず、鳥の動きを妨害しないように後ろへ下がって野鳥の撮影する人に、今春出会いました。カメラはネオ一眼と呼ばれるものを三脚に据えて使っていたので、画素数やレンズを考えると、画面の品質を上げるためにはやはり本当は鳥に近づいて撮影したいというのが一般的な発想だと思うのですが、彼は後ろに下がったのです。ネオ一眼はカバー範囲の広いズームレンズですから、画面構成の調整ならば、その場でもよかったはずですが、彼は後ろに下がったのです。
私も撮影時には、せめて見つけた場所から動かないことを基軸とし、対象が小さく写っていても資料として役立つ画像とは何か?を考えるようになりました。
「ここで撮影していれば影響はない」ではなく、
「ここで観察していたら、鳥に迷惑になっていないか」
と想いを巡らせながら、フィールドワークを続けていきたいと思います。
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