生物の科学「遺伝」 2021年9月発行号 Vol.75 No.5
出版:株式会社エヌ・ティー・エス
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岐阜大学応用生物科学部 動物繁殖学研究室の楠田 哲士先生が特集企画をされ、国内のハシビロコウに関わる方々が非常に濃い内容を執筆されています。ハシビロコウの分類、形態の不思議、生息地での生態、アフリカでの保護施設の状況、飼育下での繁殖情報、日本国内での取り組み、初めて日本にハシビロコウがやってきた経緯など、この一冊で非常に広い分野を網羅しています。日本でこれだけハシビロコウについて書かれたものはないと思います。
大変希少なハシビロコウの人工繁殖に向けて、世界で多くの人々が取り組んでいます。ハシビロコウのファンの方はもちろんですが、このハシビロコウの保護と保全について、ぜひこの生物の科学「遺伝」2021年9月発行号で、多くの方々に知っていただけたらと思います。
上野動物園のハシビロコウ
生物の科学「遺伝」のバックナンバーを見ると、本当に幅広い生き物の分野について、読み応えある特集がありますので、これを機会に定期購読もご検討いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
なかなか日本人の行かれない地域に生息するハシビロコウですが、いつか、いつか野生個体に会いに行きたいものです。
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