2021年4月2日金曜日

鳥の探し方

2-3月は、バードウォッチング初心者の方々や、私よりも若い世代の野鳥好きの方とフィールドをご一緒する機会が続きました。私がどういうふうに鳥を探しているか、どういうふうに環境を見ているか、鳥以外の生き物たちをどう見つけているか、などにご興味もあるとのことでしたので、普段と同じように一緒に歩けば良いと安易に思い、快くお引き受けしました。

クイナ

しかし、普段何気なくやっていることを少し意識すると、自分ではどのようにしているのか、わからなくなりますね。「ムカデが自分でどうやって脚を動かして歩いているかを考えたら歩けなくなった」ような感じです。何か役に立つことを伝えられたかどうかはわかりませんが、それぞれの見方で何かを得てくださったようです。

シロハラ

私自身は、一緒に歩いていて彼らの目線や着眼点、発想、感想が、大変勉強になりました。私は基本的には一人で見ていることが多いのですが、機会があれば様々な方々と歩き、自分のバードウォッチングの方法をこれからもアップデートしていきたいと思います。

タシギ

日没までご一緒してくださり、今、私が行なっている調査と同じようなことをご自身の観察エリアでも試してみたいとおっしゃてくださる方もいました。自分の興味のある世界がこのように広がるのは、とても嬉しいことです。

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