三菱一号館美術館で開催されているレオナルド×ミケランジェロ展に8月23日に行ってきました。2人のラフスケッチが展示されていて、とても興味深かったのですが、描かれた線を見ると、ダビンチはスケッチ線が最初から迷いなく引かれているものが多いのに対し、ミケランジェロは下書きのような線や形を大まかに捉えてから本線を描いているようなものがよく見受けられ、2人の描き方の違いを感じることができました。
ダビンチの線からはデザインに対する楽しさ、ミケランジェロの線からは作品作りへの執念や苦悩が伝わってきたのが、今回の絵を見た私の印象です。
天才のダビンチ、努力家のミケランジェロ、といったところでしょうか。
完成された絵も勉強になりますが、やはりスケッチからはいろいろなものが読み取れて楽しいです。
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