2016年2月9日火曜日

大雑把な見分け

ここ2年ほどカモをじっくり見る時間を増やしています。

実は、2年前の秋に伊佐沼でシマアジのエクリプスや雌をじっくり観察したあとに、
「シマアジは、コガモの体に嘴の黒いカルガモの頭を乗せた雰囲気」
と表現したら、多くの方に賛同をいただいて嬉しかったことがきっかけです。

昨日は、埼玉県彩湖に噂のオオホシハジロ雌を見に行きましたが、ずーっと眺めていて、頭の形や嘴の輪郭を観て、
「ホシハジロの体にサカツラガンの頭が乗ったような感じ」
という表現ならば、雰囲気が伝わるのではないかと思い始めていましたが、後日買った氏原氏の本にもそのことが書いてあり、着眼点に間違いなかったことが、ちょっとうれしかったです。

ホシハジロ雌の頭はどら焼き色で、オオホシハジロ雌の頭はコーヒー牛乳の色が近いという印象も大事にしていきたいと思います。オオホシハジロ雌が寝ている時の発見方法の一つにできそうな表現だと思っております。

今まで私はオオホシハジロの雌は「それっぽい」個体を観察してきましたが、やはり百聞は一見にしかず、です。全然違いますね。でも、嘴を背中に入れて寝ている時は起きてもらうまで待った方が、私の場合は良いようです。

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