このような偶然の出会いでは、鳥そのものの印象や周囲の自然環境の様子の記憶の残り方は、情報を得てから行くのとではまったく違います。鳥との出会いを自分の “経験値” として蓄積できるので、次回同じような環境に赴いたときに、「ヤツガシラが来るかも」という予測につなげることができるからです。この醍醐味は一度味わうとクセになります。
私一人しか観察していなかったので、地域の野鳥情報を管理する方への送付用に写真を10枚ほど撮って、あとはじっくり静かに観察。
虫を捕えると、まず頭を叩いて動きを止めてから飲み込む行動を何度もしっかり観察できました。
5月にヤツガシラに会えたという偶然、餌を食べる一連の行動を観察できたこと、そして私にとって初めて「潮騒を聞きながらのヤツガシラ」を経験できたこと。このような多様な充実感を得られる観察ができたことすべてが、“rich” なこと。
記録を最寄りのビジターセンターにお伝えしたところ、5月の観察例は珍しいのではないか、とのことでした。貴重な記録に貢献できてこと、光栄に思います。
I met a Hoopoe in Hokkaido in May. It was unexpected for me to watch the bird in the area. Generally the hoopoe comes there in April in Hokkaido, according to a birder in this patch. It might be one of the irregular record.
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