2016年9月18日日曜日

なぜムナオビトサカゲリ?


東京湾の有名な探鳥地、葛西臨海公園の鳥類園にて。

ここの解説看板に、なぜかオーストラリアが主要な生息地であるBanded Lapwing(ムナオビトサカゲリ)の絵が入っていました。日本での記録は現在一つもないはずの鳥が描かれているのはなぜだろうと首を傾げてしまいました。

ハマシギはわかるように描かれているので、せめて文章に書いているメダイチドリかチュウシャクシギにしてほしかったです。バックに飛んでいる鳥の中には、オオミズナギドリもいるように見受けられます。おそらく台風後などには来るでしょうけれど、この地でよく見られる鳥ではないはずです。

来園者にとって、看板はその地域の自然を知る第一歩。大事なものなので、鳥に限らず、生き物の種類選定には注意をしてほしいと思った次第です。

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