2026年7月10日金曜日

ヤブサメとセンダイムシクイ Cryptic Birds

初めて訪問した森で、ヤブサメの声があちこちから聞こえたので、声を頼りに目を凝らして探すと、幸運にも見つけることができました。いつになくじっくりと観察できた機会にも恵まれ、野外で初めて色を確認ができた部位がありました。

15/May/2026 Asian Stubtail

Thanks to being able to observe Asian Stubtail and Eastern Crowned Warbler, these Cryptic Birds more closely than usual, I could watch detail some parts of their bodies in the wild that I had known about from field guides. It was a delightful encounter during my first visit to the forest.

15/May/2026 Eastern Crowned Warbler

普段は見上げる姿勢で見ることが多いセンダイムシクイも、この日は下の茂みで採餌やさえずりをしている場面が多くありました。初めての森での楽しい出会いでした。

2026年7月6日月曜日

キアシシギ Grey-tailed Tattler

有名スポットではないけれど、

この地域で、
この時期に、
このような環境なら、

何かシギやチドリがいるかもしれない…

と、地図の地形から予測し、事前情報なしで、ある浜辺を訪問しました。現地到着後すぐにキアシシギに会えたのが嬉しかったです。自分が予測した場所で実際に観察できると、自分の視点と感覚が、少しは野鳥に近づけたような気がして胸が躍ります。しかもこの時は思っていた以上の数の群れが見られたので、喜びは倍増でした。キアシシギ以外に観察できたのはイソシギのみでしたが、条件が揃えば他のシギチドリ類も多く飛来しそうな良い環境でした。

Looking at a map of an area that isn't a well-known birdwatching spot, I thought to myself: "In this region, at this time of year, on a beach like this... there just might be some waders." With that thought, and no prior information, I decided to visit.

15/May/2026 Grey-tailed Tattler

常に幸運に恵まれるわけではありませんが、こうした手応えのある経験を積み重ねて、「野鳥を、自分で探して、見つける」という術を向上させていきたいと思います。

I was so happy to see Grey-tailed Tattlers after arriving at the spot. It was a great time to observe them actually in the place I thought they would like, as it made me feel closer to the point of view of the shorebirds, and I was glad to see larger flocks than I expected. I don't always have the luck to spot birds, but I hope to develop the skill to find wild birds on my own through these experiences.

2026年7月5日日曜日

アマツバメ Swifts

亜高山帯の森の中を歩いていたら、木々の葉の隙間からアマツバメが飛び回る姿が見えました。

11/May/2026 Pacific Swift

I heard something call of birds from above in the forest, so I looked up and saw Pacific Swifts flying around through the gaps in the leaves of the trees in May, also spotted about three white-throated needletails in a a flock of Pacific Swift, in June.

2026年7月3日金曜日

After Typhoon No.6 台風6号

After Typhoon No. 6 passed on June 4th, I checked the nearby waterfront areas to see if any marsh terns, rare pelagic species, or shorebird vagrants had been blown inland. No such displacement was found this time—just this peaceful scenery.

Cattle Egret

台風6号が通過後、風が運んできたアジサシ類や外洋性または海岸性の鳥などを探しましたが、今回はサプライズはなく、穏やかな日常が広がっていました。

Carrion Crow

White Wagtail

White-cheeked Starling

Little Tern 

Little Tern 04/Jun/2026

意外だったのは、水位の上がったあるヨシの中からヒクイナの声がしたことです。今後、注目していきたい動向です。

2026年7月1日水曜日

The last dates of winter birds 2026 Spring 冬鳥の終認記録

この春も関東地方で冬鳥の終認を記録しました。これらは私の訪問した場所での日付での記録で、これよりも季節が進んだ日に観察した方々もいらっしゃると思います。参考としてご覧いただけましたら幸いです。日付の後ろにあるアルファベットは、個人的につけている地域コードです。

This is the list of my records of the last dates of winter birds around Tokyo metropolitan area in 2026 spring.

Apr/03 SA ジョウビタキ Daurian Redstart 
Apr/13 KA シロハラ Pale Thrush
Apr/13 KA ヨシガモ Falcated Duck
Apr/19 Sk タシギ Common Snipe
Apr/21 IS  シメ Hawfinch
Apr/22 Ak アオジ Black-faced Bunting 
Apr/22 Ak アカハラ Brown-headed Thrush
Apr/22 Ok タヒバリ Water Pipit
May/03  Cb ヒドリガモ Eurasian Wigeon
May/03  Cb ハシビロガモ Northern Shoveler
May/03  Cb ホシハジロ Common Pochard
May/03  Cb スズガモ Greater Scaup
May/03  Cb コガモ Eurasian Teal
May/03  Cb オカヨシガモ Gadwall
May/03  Cb キンクロハジロ Tufted Duck
May/12  Rk ツグミ Dusky Thrush

13/Mar/2026 Red-flanked Bluetail

秋にこれらの鳥たちと再会できることを楽しみにしています。

2026年6月30日火曜日

梅雨時期も「猫バンバン」を

過去にこのブログでも冬季に呼びかけていた「猫バンバン」ですが、梅雨時期も注意が必要との記事を見つけました。ご出発前の時間にお手数おかけしますが、小さな命を守るための一手間へのご協力を、どうぞよろしくお願いします。

梅雨時期に注意 エンジンルームに猫!猫チェックの徹底を

https://www.youtube.com/watch?v=MAkQwxqProA

2026年6月12日放送 MBC南日本放送


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日産が2014年から呼びかけている「猫バンバン」は、こちら。

https://www.nissan.co.jp/SOCIAL/CAMP/NEKOBANBAN/

12/May/2012 Meadow Bunting

2026年6月21日日曜日

キバシリ団子 Eurasian Treecreeper

山間部を日の出前から散策しました。気温が5℃以下で低かったためか、巣立って間もないと思われるキバシリの雛たちが陽だまりに集まってきていました。

キバシリ団子は初めて見ました。全員ムクムクで、とてもかわいかったです。

11/May/2026 Eurasian Treecreeper

I met a family of Eurasian Treecreepers in the mountains. There were four chicks staying close together in a sunny spot, just trying to keep warm.

2026年6月20日土曜日

急がない列車

今の時代に、このような「急がない旅」を大切にするポーランドの人たちの感性が、私はとても素敵だと感じます。


↓Wi-Fi なしでも大人気、ポーランドのレトロな「急がない列車」2026/06/17

https://www.youtube.com/watch?v=Cm_Ff7nHblY


近年の日本の鉄道では、豪華さや至れり尽くせりのサービスを競うような列車が人気です。しかし、私が心から安らぎを覚える「おもてなし」は、この「急がない列車」の運行に携わる人々の純粋さ、飾らない温かい笑顔のような素朴なものだろうと、この映像を見ながら感じました。

2026年6月18日木曜日

ツバメ

4月中旬、自宅周辺をツバメがつがいで飛び回る姿をよく見かけるようになりました。それから数日後、ご近所さんの玄関先で巣作りが始まり、5月上旬からは抱卵に入ったようでした。今の時代、ツバメの営巣(例:糞の問題)を嫌がる方も少なくないなか、温かく受け入れてくださったご近所さんには、勝手ながら感謝している次第です。

12/Jul/2019

実は、我が家に営巣してもらえるよう、密かにいろいろ画策していたのですが… 残念ながら選ばれませんでした。これに懲りず、来年以降に期待です。

2026年6月15日月曜日

5月の確認種 My Bird List in May

毎年、見聞した鳥を日本産鳥類目録(第8版)に基づいて記録しています。1月からの総計として、5月31日時点での見聞種数は209種(外来種4種:ガビチョウ、コジュケイ、ホンセイインコ、ドバトを含む)になりました。5月は各地で夏鳥たちとの出会いや、旅鳥たちの姿を見ることができ、充実した1ヶ月となりました。いよいよ雨の多い時期になりますので、皆様も体調に気をつけて鳥たちとの時間を楽しんでください。

03/May/2026 Chestnut-cheeked Starling

I updated my year list of Japanese birds annually, following the Check-List of Japanese Birds, 8th Revised Edition. By the end of May, I had reached 209 species (including 4 non-natives). 

03/May/2026 Bar-tailed Godwit and Grey-tailed Tattler

18/May/2026 Ruddy Turnstone and Rufous-necked Stint

I went to some tidal flats in Tokyo Bay on May 3rd to watch long travelers such as Oriental Pratincoles, Spotted Redshanks, Bar-tailed Godwits, and some Chestnut-cheeked Starlings. 

15/May/2026 Siberian Rubythroat

15/May/2026 Latham's Snipe

I also had the opportunity to visit Hokkaido, where I encountered 129 species. Highlights included the Siberian Rubythroat, several seabirds and the impressive display flight of Latham's Snipe, for example.

22/May/2026 Reed Bunting

I spotted a Reed Bunting in the dwarf pines. Perhaps she was just refuelling on her way up north.

2026年6月10日水曜日

海鳥調査 Seabird Census

3月から5月にかけて、海鳥調査に参加しました。久々の参加ということもあり、距離による鳥の大きさの感覚を取り戻すのに苦労し、十分な貢献ができなかったのが反省点です。多くの方々と行う調査だからこそ、培った経験や知識を維持するために、間隔を空けず参加し続ける重要性を改めて実感しました。

I joined the Sagami Bay Seabird Census.

Ancient Murrelet

Black-footed Albatross

Rhinoceros Auklet

Streaked Shearwater

Black-throated Diver

Streaked Shearwater 21/Mar/2026

Pacific Golden Plover 

Osprey 05/Apr/2026

Red Phalarope

Japanese Murrelet

Pacific Loon 

Brown-eared Bulbul  12/Apr/2026

Brown booby(Left)

7 Japanese Murrelets

06/May/2026 Red phalarope

調査について、以下のサイトをご覧ください。

三浦半島渡り鳥連絡会

★=読者の方からのご要望があり、本投稿から更新時間を変更しました

2026年6月4日木曜日

フィールドスケッチ会@井の頭公園

5/30、井の頭公園でフィールドスケッチ会をしました。公式の報告は以下のサイトをご覧ください。

↓2026年5月30日フィールドスケッチ会@井の頭公園

今回、私はスケッチセットを忘れるという大失敗をしてしまい、駅前のコンビニエンス ストアで方眼メモ帳を急遽買ってスケッチをしました。

最初は無地の紙が入手できなかったことで困ったのですが、普段はほとんど描かないカエルや魚に挑戦した時は、この目盛りがとても役立ちました。



もしスケッチの際に体のバランスがうまくいかないと悩んでいる方がいましたら、一度方眼のメモ帳を試されてみてはいかがでしょうか。

2026年6月1日月曜日

The winds be Gentle on her Journey Back 無事に越冬した模様

The masculinised hybrid duck (Northern Pintail x Eurasian Wigeon) , first spotted in November 2015, has successfully survived the 2025-2026 winter. I look forward to seeing this bird again in Autumn 2026.

2015年11月に初めて確認したオナガガモとヒドリガモの交雑雄化個体は、2026年4月10日の滞在確認が今期の終認となりました(4月15日の訪問時には不在を確認)。2025年の終認日は4月13日でしたので、ほぼ同じ時期に渡去したものと思われます。

Masculinised Ducks 14/Mar/2026

2025年秋は飛来が10月だと思っていましたが、STさんがC公園でこの交雑雄化個体を2025年9月25日にご覧になっているとの情報をいただき、私の初認日よりも早くにやってきていたことがわかりました。2024年秋は9月28日に初認でしたので、飛来時期は例年通りだったようです。STさん、貴重な情報をありがとうございました。

Masculinised Ducks 10/Apr/2026

それにしても、どこを経由してここに来て、夏はどこにいるのでしょうか?

15/Apr/2026 Masculinised Eurasian Wigeon

2026年秋に再会できることを首を長〜くして待ちたいと思います。

I searched a bird among the tall trees making sounded like a shrike-mimic voice.  In the end, the bird making the sound, it was revealed to be a Hawfinch.

24/Feb/2026  Hawfinch

2026年5月28日木曜日

感覚が鋭いうちに、ぜひ

2026年冬から春にかけて「○○に○○が来ていますよ」という連絡をいただく機会が多くて大変ありがたかったのですが、「これは観察しておきたい」と出かけた先で目的の鳥を見つけられないことがありました。

13/Mar/2026 Ring-necked Duck

出会えなかった理由は、私が混雑を避けるために少し時間が経ってから訪問したというのも一因だと思いますが、最近はそれに加えて、歳を重ねてきたことで私の視力と聴力は鈍ってきていると感じる日々です。鳥たちの気配を察知するのが人より一歩遅く、周囲の方々に「あそこにいますよ!」と教えてもらう日が増えるでしょう。先にお詫びしておきます。

だからこそ、若い世代の皆さんには、五感が冴え渡っているうちにフィールドへ出てほしいと願っています。感覚が鋭いうちに、たくさんの鳥たちに出会っておいてください。

2026年5月25日月曜日

A reliable F-200W-1AJH for 10 years CASIO Collection

野鳥調査に10年ほど使用している腕時計のゴムバンドの一部が4月に切れかけました。3回目のバンド交換を検討しましたが、サギ類のねぐら入り調査でスヌーズ機能を酷使していたためでしょうか、ボタンに不具合が出始めたのもあり、継続使用は諦めて買い替えることにしました。

After 10 years, my watch has finally retired because the strap snapped and the buttons started playing up. I went out to get a replacement and ended up buying the exact same model.

11/Apr/2026 CASIO F-200W-1AJH

It’s just perfect for my bird surveys; the 5-minute snooze is so easy to set, and the dual time function is very useful when I'm abroad.

街の量販店へ行くと、標高や気温などもわかる多機能腕時計が店頭にズラリと並んでいて魅力的でしたが、調査で便利なスヌーズ機能と海外訪問時に必要なデュアルタイムの両機能が簡単に設定できることから、私にとって最適な機種は今回もやはり同じモデルという判断になりました。購入後に調査で5月に使用すると、ボタンの動きがスムーズでストレスフリーでした。

09/Sep/2025

She’s not completely done for. Her battery and screen are still doing just fine. Now, she’s enjoying a second life on my table as a desk clock. She has such a gentle presence - it feels as if she’s quietly watching over me with a smile while I work. Plus, it’s probably good for her; no more worrying about sunburns!

約10年前に購入して1回も電池交換なしで今でも全く問題なく動き続けているうえに、氷点下から40度近い気温、標高5000m以上など過酷な環境で使用しても表示時間誤差は購入後にほとんど出ないという精密さ。生活防水はもちろん、磯遊びや釣り、シュノーケリングでも不具合は出ません。

基本性能である「時間を正確に伝える」という軸をしっかり守る時計を、量販店店頭価格で1500円程度で購入できる(先代は1000円くらいでした)というのは驚きです。製造販売しているカシオ計算機株式会社に心からの感謝です。

“先輩” の腕時計は、これまで時計がなかった作業机で今後は活躍してもらうことになりました。新旧とも大切に使っていきたいと思います。

2026年5月20日水曜日

松田道生さんへの感謝

最近、観察会などに参加したときに一緒に歩いた方と「身近な鳥をじっくり観察するおもしろさ」の話題で盛り上がる機会が増えており、そのようなスタイルが認知されていることがとても嬉しいです。そんな時、私は心の中で松田道生さんへ感謝をしています。

08/Jun/2019 

私がフリーランスになった当時は、まだ珍しい鳥を見た経験が多いことや、たくさんの有名探鳥地を訪問することに人気がありました。普段見ることのあまりない野鳥について詳しい識別をわかりやすく解説できる自信が私はないうえに、経済面からも継続的にあちらこちらへ訪問する機会を得る難しさも感じており、身近な鳥を観察することを基軸としたスタイルで進もうと思いましたが、それが野鳥に関わる業界でどのような評価を得られるかが不安でした。そのことについて、松田道生さんに相談したら、こんな言葉をかけてくださいました。

「バードウォッチング本来の醍醐味は、身近な野鳥をじっくり観察することだと思いますよ。ぜひその道で力を発揮してください」

18/Mar/2016

道生さんからいただいたこの言葉が今の私を支えています。そして、多くの方々にとって身近な鳥をじっくりと観察することがおもしろいという時代になったことが、この上なく嬉しいです。

28/Apr/2026 Black-faced Bunting

コロナ禍になった時に身近な鳥の生態を数値化することを始めました。記録を取り、感覚的に捉えていたことがグラフで見えるようにすると、改めて行動を観ることがおもしろいと思うようになりました。

道生さん、身近な鳥にはまだ多くの不思議がありますね。改めて御礼を申し上げます。

↓松田道生さん

https://hiyokichibird.blogspot.com/2024/02/blog-post.html

2026年5月15日金曜日

4月の確認種 My Bird List in April

毎年、見聞した鳥を日本産鳥類目録 第8版で記録しています。4月30日の種数チェックでは1月からの累計で160種(外来種4種 ガビチョウ、コジュケイ、ホンセイインコ、ドバトを含む)となりました。4月中旬の山裾ではオオルリやコマドリ、キビタキ、サンショウクイ、ヤブサメ(今年も無事聞こえました!)、都内草地で19日にオオヨシキリ、21日に内陸部河川公園でコアジサシ、標高1500mの山地でエゾムシクイやセンダイムシクイ、コサメビタキなど、続々と夏鳥が到着している様子を楽しみました。

13/Apr/2026 Japanese Tit in the nestbox

I updated my year list of Japanese birds annually, following the official 8th edition check-list. By the end of April, I've reached 160 species (including 4 non-natives). 

15/Apr/2026 Japanese Green Woodpecker

It's been a great month for summer visitors, singing of the Japanese Robin and the Blue-and-white Flycatcher were highlights in my patch on 17th, but the absolute standout was a juvenile Brown Booby on 5th, Brown Hawk-Owl and Japanese Night Heron on 30th.