2024年6月25日火曜日

コアジサシ More Turns, please!

河原の中州にコアジサシが座っていました。個体数が非常に少ない場所ですが、繁殖がうまくいくことを切に願っています。

I went to a nesting site of little terns in late May. Only 3 individuals were seen sitting probably with eggs, and arriving additional flocks will be very important to breeding success this season.

27/May/2024

2024年6月22日土曜日

鳥類生息状況調査 The 5th Bird Survey

とある市で10年おきに行われている鳥類生息状況調査に初参加しました。今回は5回目の調査で、つまり半世紀の記録が蓄積されることになります。

It was the first time for me to participate in a city bird survey which is conducted every ten years.  This is 5th survey, it means that bird records have been accumulated half a century.

26/May/2024 The time of Sunrise

私は、ごくわずかですが、市街地区域の調査を担当しました。

The survey designed that it divided 500m squares within the city for recording all bird species and numbers on each route, also had to start the time of sunrise and finish before 10am. I kept some days for the research as I had several routes. I could not finish in one day. Although it was a very hard investigation for me, I was honored to be able to join it.


行政の厳しい財政の中で予算確保なども大変だと思いますし、調査員の皆さんの科学的データの蓄積の重要性に対する意識の高さとボランティア精神にも頭が下がる想いです。


It will be more and more difficult to keep budgets because of the government's tight financial situation. However this is the inestimable value records as it shows common bird's changes over 50 years, which is very meaningful. 


I really wish that the survey will continue for the next 50 years (100 years in total!). 

普段は調査対象になりにくい、ごく普通の鳥たちの50年間の変化がわかるこの記録は大変意味深いものになると感じています。これからの50年(計100年!)は調査が継続されることを切に願っています。

2024年6月21日金曜日

ワカケホンセイインコ

私の調査地でも見かける頻度が増えてきました。大きな体と強力な嘴、群れになる性質は、樹洞を使う日本の在来鳥類たちにとって良い影響があるとは思えないので、今後の動向が気になります。

29/Apri/2024

2024年6月20日木曜日

企業ロゴマーク

2023年末の話なのですが、運転中にふと鳥の気配がしたので、見てみるとトラックの後部荷室ドアになんとキンクロハジロが泳いでいました!

25/Dec/2023

いつもの渋滞ポイントでいつも通り渋滞になり、停車中に撮影しました。追い越しの際に側面にもキンクロハジロが泳いでおり、「フジクロくん」と名前がありました。帰宅後に検索をかけてみましたが、フジ技研のキャラクターでFUJI Transportsさんとは、関連がありそうな気もしつつ、ネット上にはビンゴ情報がありませんでした。

カルガモをキャラクターにしている企業や引越し屋は知っていますが、このキンクロハジロのように忠実ではないですので、この運送会社には、きっとバードウォッチャーがいるのでは?と予想中。

鳥好きの皆さん、必見のトラックです!

2024年6月15日土曜日

5月の確認種 Bird Species in May

その年に見聞した鳥の記録を文一総合出版発行の野鳥雑誌BIRDER1月号付録の手帳にある日本産鳥類目録で管理しています。5月31日に行なった種数チェックでは207種でした。

My year list of bird 2024 had 207 species on 31 May, added 40 species after the end of April from 167. Visiting Tobi-shima Island to enjoy many migratory birds was a factor in this increase, also going to alpine zones above 2,700m altitude to watch ptarmigans, and the new arrivals summer birds in my patch.

Ancient Murrelet 03/May/2024

2024年6月9日日曜日

ムギマキ Mugimaki Flycatcher

海岸林を探索していたら、幸運にもムギマキを見つけることができました。

I had an opportunity to enjoy watching migratory birds again this spring in the coastal forests, after Tobi-shima visiting. Although I almost didn't expect to meet rare birds, I surprisingly encountered a male Mugimaki Flycatcher on 10 May in the small forest for the first time during the last decade at the place.

ムギマキ Mugimaki Flycatcher

I could watch other migrating birds, Crossbills, Siberian Blue Robin, Eyebrowed Thrushes, Hawfinch, Siberian Rubythroat, Dusky Warbler, and Japanese Leaf Warblers this was my first time this summer, for example.

松田道生さんが以前教えてくださった探鳥術を実践すると、そのほかにもたくさんの鳥たちを観察できました。本当にごく小さい林でしたが、彼らにとっては重要な場所です。

サンショウクイ Ashy Minivet

キビタキ Narcissus Flycatcher

マミチャジナイ Eyebrowed Thrush

コサメビタキ Asian Brown Flycatcher

コムクドリ Chestnut-cheeked Starling 

カワラヒワ Oriental Greenfinch

センダイムシクイ Eastern Crowned Willow Warbler

 I also made a short birding in another place. It was very hard one day trip by car, but a good one as also I had a fun looking for bat by using detector.

様々な鳥に出会えて気分が良くなり、帰りに少し寄り道もしたところ、アオジやアカハラ、夕暮れのマミジロのさえずりなどを楽しむことができました。

アオジ Black-faced Bunting

アカハラ Brown-headed Thrush

アカゲラ Great Spotted Woodpecker

久しぶりの遠方日帰り弾丸バードウォッチングで、飛島とはまた一味違った雰囲気の楽しい旅でした。万歩計を見ると、24,785歩でした。飛島では1日3万歩を超えている日(4万近い日も!)もあったので、いかに飛島で歩き回っていたかがわかりました。

2024年6月5日水曜日

ジュウイチ Hodgson's Hawk Cuckoo

4 Hodgson's Hawk Cuckoos were singing in the forest when I went to the mountains on 8 May to check my trail cameras. It was my first Hodgson's Hawk Cuckoo in 2024, unfortunately unseen.

山奥に設置中のセンサーカメラのチェックに行った際、森の中でジュウイチが盛んに鳴いていました。私にとっては2024年初確認。声は遠かったのですが、新しい夏鳥の到着に心が躍りました。


これで日本で繁殖するカッコウ科4種を2024年もコンプリートできました。

2024年6月1日土曜日

2024年 飛島訪問 Bird Island Tobi-shima

春の渡り鳥に会いたくて山形県飛島を久しぶりに訪問しました。滞在中はずっと天気がよく、夜明けの空と夜間の星空が本当に綺麗でした。

I went to Tobi-shima Island, one of the most famous sites  in Japan for watching migratory birds, from May 1st to 5th. Our group ticked 89species, my list was 81.

Bird-Watching on Tobishima Island


双眼鏡だけでは種が分かりにくかった出会いもありましたので、やはり旅先に気兼ねなく持っていかれる望遠鏡の存在は大きかったです。高性能でコンパクトなスワロフスキーATCに感謝です。

Please enjoy photos birds we met.

カシラダカ Rustic Bunting

今回は、マミチャジナイ、イスカ、ムシクイ類などのほか、以下の写真の渡り鳥に会えました。ダムにはセイタカシギもいて、様々な鳥の中継地であることを実感しました。

 ウミネコ集団繁殖地 The breeding site of Black-tailed Gull

コサメビタキ Asian Brown Flycatcher

ベニヒワ Common Redpoll

キビタキ Narcissus Flycatcher

コルリ Siberian Blue Robin

アトリ Brambling

イソヒヨドリ Blue Rock Thrush

コホオアカ Little Bunting

アカマシコ Common Rosefinch

アマツバメ Pacific Swift

カラスバト Japanese Wood Pigeon

今回の旅で一番驚いたのは、5/4早朝探鳥していたらクイナが上空から舞い降りてきたこと。クイナは、森の中へまさしく「落ちていく」様子でしたので、夜間ずっと飛翔してきらクイナが「やっと地面がある〜!」と言った感じだったのでしょう。人生で初めてクイナを「下から見上げた状態」で見ました。

飛島での夜明け The beautiful dawn sky every morning during my stay.

コウモリがいるかもしれないと、今回初めてバットディテクターを持って行きましたが、無反応でした。これは次回以降の課題です。

この旅程では、早朝から日没後までよく歩きました。飛島は周囲10.2kmですから、歩数計の記録を見て驚きました。

04/30 13794歩   9.5km(本土)
05/01 19718歩 11.8km(本土-飛島)
05/02 23150歩 14.8km(飛島)
05/03 32997歩 20.3km(飛島)
05/04 38744歩 22.1km(飛島)
05/05 20892歩 12.5km(飛島-本土)

でも、歩いた分だけ鳥との出会いもあることを実感し、貴重な経験をたくさんしました。

今回の旅をアレンジしてくださったAさんご夫妻、現地で楽しい話を聞かせてくださった皆様、そして個人的な興味で初挑戦したコウモリ調査に最終日までお付き合いくださったNgさんに心から御礼申し上げます。