2022年9月12日月曜日

埼玉県川越市伊佐沼のサギのねぐら

夏から秋にかけて埼玉県川越市伊佐沼でサギがねぐらを形成する様子を観察し始めて今年で3期目となりました。2020年からデータの蓄積をしており、身近な野鳥の世界にまだたくさん調べるべきものがあることを彼等から教わる日々です。

2020年の調査結果を日本野鳥の会神奈川支部研究年報BINOS第28集に投稿していますので、ご興味のある方は以下をご覧ください。

↓埼玉県川越市伊佐沼におけるサギ類の夏期ねぐらについて 

https://drive.google.com/file/d/1HDyWBCBYpBQImIecI-rs7Qlvj7imVnpI/view

今期も既に1,000羽を超えています。サギが集まる場所は周辺住民への異臭や騒音などで人間にとって厄介な扱いになってしまうことが多いのですが、ここのねぐらはそのようなことがなく、バードウォッチャーやカメラマンに加えて周辺にお住いの散歩をする方々にも塒入の様子が親しまれている状況は、生き物好きの一人として、とても嬉しいことです。生き物と人が共存している、本当に素晴らしい場所だと感じています。

9/10は国道を移動中にケリの声を聞いたりもして一箇所に高頻度で通うといろいろ予想外の鳥に会うこともあり、楽しさが倍増です。

ねぐらが分散してカウントができなくなってしまうまで地道に数えていきたいと思います。

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