2019年12月1日日曜日

ドローンはやっぱり鳥にはよくない?

とある鳥を探しに生息環境へ足を運んだのですが、目的の鳥が全く見つかりませんでした。ふと見ると近くのちょっとした広場からプラスチッキーなプロペラ音と共にドローンが私の頭上にやってきました。以前、ガンカモ調査でドローンを利用しているという記事を読んでいたので、特にこの場合も鳥には影響ないだろうと思っていました。しかもドローンが一時的に飛ばなくなった時に目的の鳥が群れで私のそばへ舞い降りてきたので、この鳥においても影響はなく、平気だとその時は思っていました。

ドローンを利用したガンカモ調査
http://db3.bird-research.jp/news/201602-no1/
ドローンを利用したガンカモ調査 その2
https://db3.bird-research.jp/news/201604-no5/

しかし、再びドローンがやって来て私の上空を飛ぶと、一目散に鳥たちは逃げていってしまいました。飛行高度が低かったことが大きな要因と思われますが、鳥の種によってはドローンはまだ不快な物のようです。

ドローンが危害を加えないものだと認知され、将来的には慣れる可能性もあるのかもしれませんが、今はその状況ではないようです。さまざまな危険を乗り越えて遠い場所からはるばる来た鳥たちが、人間の気まぐれ遊具で生活を妨害されるのは気の毒です。

このブログを読んでくださっている方の中で、もしドローンで遊ぶのが好きな方がいらっしゃいましたら、周囲にどんな鳥がいるか、飛ばしたときにその鳥たちが、その飛行高度でどんな反応をしているかに、気を配っていただけたら嬉しいです。

ご面倒をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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