2014年11月25日火曜日

珍しい鳥に会う方法 Question

昨日、調査で川沿いを歩いていたときに、私よりも年を重ねられたバーダーに声をかけられました。

「なんか珍しい鳥、来てる?」

特に前置きもなく唐突に聞かれたことに多少驚きつつ、その日も特に珍しい鳥の記録がなかったので、その旨を言った後で参考になればと観察できた身近な鳥の名前をお伝えすると、なんだか不満そうな顔をされていました。珍しい鳥に会えるかどうかは、普通の鳥にいかに気をつけて見るかがポイントになるのですが、そういう種類名を挙げることで伝わると考えていたために誤解を受けてしまったかもしれません。

未熟な私が見つけられなかった鳥がいる可能性は限りなくあるので、普通種から環境を把握して、出会えそうな珍鳥の予測を立ててもらえるかとの想いだったのですが、普段そのような鳥の見方はされていないようでした。

目の前にある自然環境で、当たり前に見られるはずの鳥が当たり前にいることと、それをきちんと観察すること。これは、珍しい鳥に会いたいならば、何よりもとても大切なことだと思う今日この頃です。

An elder birder asked me a question about coming any rare birds when I was researching along the river yesterday. I told him the names of normal bird I watched, however he did not feel good as he just wanted to know rare bird information.

My point of view, it is the most important to check a lot of common birds in each environment because this is the best evidence that the environment is good condition, and it will guide to find rare, too.

Of course I know rare birds give us unusual experience, however I wish that he notices that common birds help you to find rare birds.

2 件のコメント:

  1. この歳になって、定点観察の楽しさがわかった気がします。季節の移ろいと鳥の生態の関係を感じるだけでも、幸せを感じている今日この頃です

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  2. ヤマセミさん、

    私も新天地に来てから、実家周辺の「野鳥カレンダー」を改めて感じている日々です。新天地のセンサス調査も継続していますが、年によっての変化が少しずつ見えてきていて、楽しいです。

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