2022年10月12日水曜日

2022 猛禽類の渡り観察 vol.2

9/25-26、台風15号によって足止めされたタカがたくさん渡るのでは?と期待して近場へ出かけましたが、私の見た時間には期待した数は確認できませんでした。猛禽類の渡りのタイミングと自分の動ける時間が合わない日々でした。


9月25日 9:00-12:00 晴 風:北東

ハイタカ1
ツミ1
ノスリ1
ハチクマ1

ヒヨドリ30
メジロ17
キセキレイ2
エゾビタキ12
モズ1
サンショウクイ1
アサギマダラ1


9月26日 9:00-11:00 晴  風:南西

ノスリ4(旋回上昇して西または南西に飛去した渡りと思われるもの)
ノスリ2(波状飛翔をした留鳥と思われるもの)

ヒヨドリ13
メジロ26
キセキレイ1
イカル2
ツバメ1
イワツバメ3

+*+*+*+*

タカの渡りは残念でしたが、25日12羽もいたエゾビタキが26日には全く見ないという変化は興味深かったです。また、この地点ではこの時期にキセキレイが稜線を西に向かって飛ぶ姿が見られました。真相はキセキレイに聞いてみないとわからないですが、おそらく渡りと予想しています。

鳥類アトラスではハクセキレイは紹介されていますが、キセキレイはありませんでした。キセキレイの渡りについては、まだわかっていないことのほうが多いようです。

鳥類アトラス 財団法人 山階鳥類研究所 鳥類回収記録解析報告書 1961~ 95年
Atlas of Japanese Migratory Birds from 1961 to 1995

足環による標識調査には賛否両論ありますが、不明な点が多い鳥の移動について世界中が取り組んでいる生態調査の一つです。もし足環をつけている鳥を見つけて番号が読み取れたら、ぜひ山階鳥類研究所に報告をお願いいたします。

↓足環など標識のついた鳥を見つけたら

解読番号が一部でも個体特定ができることもあるそうです。画像撮影ができた場合を含め、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

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