2017年1月8日日曜日

バードウォッチャーができる “社会貢献”

最近、私の行った野鳥観察ポイントで、プラスチックの足環を装着したユリカモメやカワウの確認が相次ぎました。記録を送付したところ、ユリカモメはその観察地で標識個体が初めて確認されたことがわかり、カワウは装着してから11年経っていることを教えていただきました。

私が今回撮影できたカワウの画像はたいへん不鮮明でしたが、それでも番号が読み取れて役に立ったようです。



フィールドをウロウロしているだけの私ですが、このような記録の送付が野鳥の生態解明につながったり、保護をする上でいつか重要な情報になるかもしれません。

バードウォッチャーができる社会貢献の一つとして、今後もフィールドで足環装着個体を見かけたら、記録を送付していきたいと思います。

皆様にもご協力いただけましたら、幸いです。

足環を装着した鳥を見かけたら、以下のサイトをご覧いただき、必要事項のご連絡お願いします。

山階鳥類研究所
*足環のついた鳥を見つけたら*
回収報告は次の事項についてお知らせください。
回収者:氏名
連絡先:住所/Tel/Fax
足環の番号、記号や文字の全て:
回収年月日:
回収場所(市町村名、地名、地番):
種名:
性別:おす/めす/不明
年令:成鳥/幼鳥/不明
回収したときの状況:
・生きていた場合-足環をつけたまま放したかどうか。保護している場合は、その収容先。
・死んでしまっていた場合-死因や、死後どれくらい経っていたかもあわせてお知らせください。
標識をつけた鳥が死体で見つかった場合は、できるだけ足環も添付してください。
<宛て先>
山階鳥類研究所 保全研究室(鳥類標識センター)
〒270-1145 千葉県我孫子市高野山115
Tel : 04-7182-1107/Fax : 04-7182-4342
E-mail : BMRCアットマークyamashina.or.jp
※送付時には上記のメールアドレスのカタカナ「アットマーク」を@に変換してお願い致します

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