光学機器メーカー・バンガードのウェブサイトで私が執筆している野鳥観察の方法を紹介するサイトがアップデートされましたので、お知らせ致します。
バンガード・オフィシャルサイト
http://www.vanguardworld.jp/
バンガード・野鳥観察に行こう!
http://vanguardbirding.blogspot.jp/2016/01/43.html
今回はチョウゲンボウです。よろしくお願い致します。
野鳥画家ヒヨ吉の日記です。英国滞在経験があるのでUKとありますが、今は日本在住です。テキスト、画像ともに不許複製・禁無断転載です。フリーランスの権利にご理解と協力をお願い致します。 I am a bird illustrator in Japan. I was a student in U.K to study natural history illustration. All Rights Reserved
2016年1月29日金曜日
2016年1月27日水曜日
<場所を変更>2016年2月7日フィールドスケッチ会@清澄庭園
フィールドスケッチ会に参加される方へ
2月7日に不忍池で予定していた次回のフィールドスケッチ会ですが、清澄庭園に場所を変更をいたしました。詳細は以下をご確認ください。今回は庭園が文化財に指定されていることから、庭園からスケッチに関する注意事項があります。
そちらもお読みいただき、お持ち頂く画材や装備について、注意事項を参考にお選びください。お手数おかけしますが、よろしくお願い致します。
フィールドスケッチ会ブログ(清澄庭園でのスケッチ会について)
http://fieldsketchbook.blogspot.jp/2015/12/201627.html
2月7日に不忍池で予定していた次回のフィールドスケッチ会ですが、清澄庭園に場所を変更をいたしました。詳細は以下をご確認ください。今回は庭園が文化財に指定されていることから、庭園からスケッチに関する注意事項があります。
そちらもお読みいただき、お持ち頂く画材や装備について、注意事項を参考にお選びください。お手数おかけしますが、よろしくお願い致します。
フィールドスケッチ会ブログ(清澄庭園でのスケッチ会について)
http://fieldsketchbook.blogspot.jp/2015/12/201627.html
2016年1月20日水曜日
九州へ Birds in the Northern Kyusyu
1月15-18日に仕事で九州北部へ行っていました。
これまで九州はなぜか圧倒的に鹿児島県に行く機会が多かったのですが、公共交通機関がしっかりしていて、駅から歩いて行かれる範囲で多くの鳥に出会える九州北部はバードウォッチャーに魅力的な環境だと思いました。
ヨシガモ Falcated duck
ミサゴ Osprey
ツクシガモ Common Shelduck
ズグロカモメ Chinese black-headed gulls
ウミアイサ Red-breasted Merganser
撮影はできなかったものの、一枚の田んぼにタゲリが30羽以上もいる光景に感激でした。関東では減少が続くタゲリがきちんといる九州北部。地元の方にとっては当たり前の風景かもしれませんが、東京近郊では失われつつある風景ですので、ぜひ大切にしていってほしいと感じました。
I recommend foreign birders to visit Imatsu estuary in Fukuoka if you have an extra time in North Kyusyu. Metro direct operation to JR Kyusyu takes about 40 minutes to Kyudai-Gakken-Toshi Station from Fukuoka Airport, and change transfer Showa Bus for Kyudai Kogakubu-mae via Yokohama, get off Moto-oka Syogakko-mae bus stop, where about 10 minutes from Kyudai-Gakken-Toshi Station.
今回の九州北部訪問は、ある離島での取材がメインで、その内容は今後BIRDER誌面で掲載予定ですので、それまで内緒ということでご理解ください。取材先の皆さんがとても親切で島の魅力について話してくださり、楽しく取材させていただきました。心より感謝いたします。まさか、こんなに鳥がいる島とは!の驚きの連続でした。
しかし、悪天候のために日程を短縮せざるをえない状況でした。島を出発する日の船は午後便を予約していましたが、次第に海上の風が強まる予報で午前便に変更(午後便は結局欠航したそうです)。また、空港カウンターでは予約していた夜発飛行機の羽田到着時間が大雪の影響で大幅に遅れる可能性があるとのことで便変更をお願いし、当初の予定よりも早く東京に戻りました。このような慌ただしい帰路となり、ちょっと残念でしたので、次回の訪問時には、もっと時間をしっかり使って島の方々とバードウォッチングがしたいです。
これまで九州はなぜか圧倒的に鹿児島県に行く機会が多かったのですが、公共交通機関がしっかりしていて、駅から歩いて行かれる範囲で多くの鳥に出会える九州北部はバードウォッチャーに魅力的な環境だと思いました。
シロハラ Pale Thrush
オカヨシガモ Gadwall
ホシハジロ Common pochard
ミサゴ Osprey
イソシギ Common Sandpiper
アオアシシギ Greenshank
タシギ Common Snipes
ツクシガモ Common Shelduck
ズグロカモメ Chinese black-headed gulls
ウミアイサ Red-breasted Merganser
クロツラヘラサギとヘラサギ(一番右)
Black-faced spoonbills and Common Spoonbill(the right end)
撮影はできなかったものの、一枚の田んぼにタゲリが30羽以上もいる光景に感激でした。関東では減少が続くタゲリがきちんといる九州北部。地元の方にとっては当たり前の風景かもしれませんが、東京近郊では失われつつある風景ですので、ぜひ大切にしていってほしいと感じました。
タゲリの群れ Lapwings
I recommend foreign birders to visit Imatsu estuary in Fukuoka if you have an extra time in North Kyusyu. Metro direct operation to JR Kyusyu takes about 40 minutes to Kyudai-Gakken-Toshi Station from Fukuoka Airport, and change transfer Showa Bus for Kyudai Kogakubu-mae via Yokohama, get off Moto-oka Syogakko-mae bus stop, where about 10 minutes from Kyudai-Gakken-Toshi Station.
今回の九州北部訪問は、ある離島での取材がメインで、その内容は今後BIRDER誌面で掲載予定ですので、それまで内緒ということでご理解ください。取材先の皆さんがとても親切で島の魅力について話してくださり、楽しく取材させていただきました。心より感謝いたします。まさか、こんなに鳥がいる島とは!の驚きの連続でした。
しかし、悪天候のために日程を短縮せざるをえない状況でした。島を出発する日の船は午後便を予約していましたが、次第に海上の風が強まる予報で午前便に変更(午後便は結局欠航したそうです)。また、空港カウンターでは予約していた夜発飛行機の羽田到着時間が大雪の影響で大幅に遅れる可能性があるとのことで便変更をお願いし、当初の予定よりも早く東京に戻りました。このような慌ただしい帰路となり、ちょっと残念でしたので、次回の訪問時には、もっと時間をしっかり使って島の方々とバードウォッチングがしたいです。
2016年1月11日月曜日
トモエガモ〜 その2
埼玉県に飛来しているトモエガモの様子を再び確認に行ってきました。
飛来情報が発信されたようで、三脚付きの大きな望遠レンズの方が増えました。トモエガモが移動するとそのカメラマンもそれにともなって移動していましたが、トモエガモはそれに反応したのか、元の方向に進路を変えて泳ぎだすこともしばしばでした。
そのおかげで池の縁でじっとしていた私の目の前を何度も通過してくれて、しっかりと観察できたのですが、そこで私が思っていたよりも嘴の先が平たいことを確認。新しい知識を野生個体の観察から学べたことは感激でもあり、まだまだ観察が足りないことへの反省ともなりました。
ヒドリガモが陸に上がって採餌するとトモエガモも一緒に上がることもありました。カメラマンたちはアングルを変えるために動きまわっていましたが、トモエガモはそれを避けて行動をしたこともあり、気がつくと私のそばへ舞い降りました。
飛来情報が発信されたようで、三脚付きの大きな望遠レンズの方が増えました。トモエガモが移動するとそのカメラマンもそれにともなって移動していましたが、トモエガモはそれに反応したのか、元の方向に進路を変えて泳ぎだすこともしばしばでした。
そのおかげで池の縁でじっとしていた私の目の前を何度も通過してくれて、しっかりと観察できたのですが、そこで私が思っていたよりも嘴の先が平たいことを確認。新しい知識を野生個体の観察から学べたことは感激でもあり、まだまだ観察が足りないことへの反省ともなりました。
持っていたのはネオ一眼でしたが、じっとしていたことが功を奏したのか、個人的には納得のいく写真を撮ることができました。
喉下がまっくろ!
残念だったのは、トモエガモの動きのパターンが減ってくると「飛べ!」とか「羽ばたけ!」とか「なんかしろ!」などと変化をお願いしていること。
そのままでいいのではないでしょうか? 渡りという、壮大な旅を自力でする鳥への敬いを持ってほしいものです。繁殖地から長距離を渡ってきたのだから、ゆっくりしてほしいと思う私の気持ちとはギャップを感じました。それに相手は生きものです。よく観ていれば、少しずつ動いていますし、角度も変わっています。その瞬間を一つ一つ捉えていく楽しさがあることを知ってほしいと思います。
また、カメラマンが三脚を広げて移動すると、それに驚いてヒドリガモは飛び立ったり、警戒をしていました。三脚は閉じて歩くことが野鳥を驚かせないうえでは大事ですし、一般の方から三脚を開いたまま歩くと子供に当たりそうで怖いという意見をよく聞きますので、マナーの一つとして心がけていただけたらと感じています。
トモエガモを撮影するために、ヒドリガモの群れなどどうでもいいかのような振る舞いとしても、気になる行動でした。今回この公園にトモエガモが飛来したのは、ヒドリガモを始めとするほかの “普通のカモ” が来ていたことも大きな要因ですから、ぜひヒドリガモにも温かい心を持ってほしいと願っています。野鳥の撮影を楽しむ方々には、そこに生きる鳥たちすべてに、惜しみない配慮をお願いしたいです。
野外で野鳥を観察したり、撮影することは「鳥のお宅にお邪魔している」ということを、どうぞお忘れなく。
2016年1月7日木曜日
オナガガモとヒドリガモのハイブリッド(→雄化した個体の可能性もあり)
ハイブリッドと思われる個体を観察しました。最初、2015年11月4日に観察していましたが、その時は雄化したオナガガモの雌だと思いました。その後の観察でお腹の白さや顔の色分け、頭の形がオナガガモの純血ではないと感じており、交雑個体と判断しております(オナガガモとヒドリガモとの交雑だと予測しています)。
多くの方のご意見を伺えましたら幸いです。
追記:
2016年4月にShin'sさんより、「個人的見解」という前置きをしておられますがアメリカヒドリとヒドリガモの雑種が雄化した個体の可能性を指摘された投稿を頂きました。詳しくはコメント欄を是非ご覧下さい。
Shin'sさん、ありがとうございます。
Probably Hybrid Duck Pintail × Wegion in Saitama I thought on 7th Jan 2016, and I had a suggestion about the duck on 9th April 2016, the duck has also possibility of masculinization.
多くの方のご意見を伺えましたら幸いです。
追記:
2016年4月にShin'sさんより、「個人的見解」という前置きをしておられますがアメリカヒドリとヒドリガモの雑種が雄化した個体の可能性を指摘された投稿を頂きました。詳しくはコメント欄を是非ご覧下さい。
Shin'sさん、ありがとうございます。
トモエガモ Baikal Teal
ふらっと近所の公園に行ったら、トモエガモが飛来していました。先に来ていた方にお聞きしたら、今日飛来したようだ、とのことでした。
トモエガモ
正面顔を見るたびに「どこかで見た顔…」と思っていたのですが、今回、近距離で何度も観察できて、笑福亭鶴瓶さんに似ていると思うようになりました。
トモエガモ
正面顔を見るたびに「どこかで見た顔…」と思っていたのですが、今回、近距離で何度も観察できて、笑福亭鶴瓶さんに似ていると思うようになりました。
トモエガモ Baikal Teal
場所を移動し、昨年12月に見たアメリカコガモであろう個体のいた沼では、アメリカコガモとはっきり認識できる個体に会いました。
アメリカコガモ Green-winged Teal
今回、コガモと並ぶときが何度もあり、脇腹の縞模様はコガモに比べて濃い灰色に見えるくらいに密になっている点や、コガモのように顔の色の境界は白っぽくなっていないことなど、アメリカコガモの特徴をしっかり確認できました。12月に見た個体はちょっと顔の色の境界の白が目立つので、ハイブリッドだったのかもしれません。今日確認できたアメリカコガモは一個体のみでしたので、次回12月の個体がいるか、探してみたいと思います。
I met a male Baikal Teal and Green-winged Teal in Saitama.
2016年1月6日水曜日
雪のない雪国 Goshawks
正月に日本海側の水辺を歩きました。毎年、深い雪に覆われるこの地域ですが、今年は暖冬でまったく雪がありませんでした。滞在中は雪かきを手伝うこともあるので、足元も上着も完全な装備で行ったのに、すべてがオーバースペック。
仕事がないので、のんびりとお散歩の時間をいただきました。
アシ原には30-50羽のオオジュリンの群れが舞い、ベニマシコも数多く見つけることができました。例年ならばこの時期にはいなくなっているはずの冬鳥たちがこんなにもいる光景は初めてのことです。
カモの群れが来ていたので観察すると、激しく鳴き始めて群れでうねるように泳ぎ始めました。よく見ると、岸辺に茂みにオオタカの姿。
仕事がないので、のんびりとお散歩の時間をいただきました。
アシ原には30-50羽のオオジュリンの群れが舞い、ベニマシコも数多く見つけることができました。例年ならばこの時期にはいなくなっているはずの冬鳥たちがこんなにもいる光景は初めてのことです。
カモの群れが来ていたので観察すると、激しく鳴き始めて群れでうねるように泳ぎ始めました。よく見ると、岸辺に茂みにオオタカの姿。
オオタカ Goshawk
しばらくすると、オオタカはカモを襲い始めました。
オオタカの狩り Hunting
しかし、狩りは失敗でした。何度もアタックしていたので、お腹が空いていたのかもしれません。
この日はオオタカにもう一度会うことができました。若い個体で、ちょっとカラスに追い立てられて、木に止まったところを観察。
オオタカ若鳥 Goshawk(Juv)
湿地状になったところにはクイナもいました。
クイナ Water Rail
地方へ行くと、バードウォッチャーが本当に少ないですね。今回は誰にも会いませんでした。
I went to Niigata, one of the deep snowing area in Japan. However we have no snow because of warm winter.
I could watch goshawks and water rail.
2016年1月5日火曜日
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