2024年12月31日火曜日

今年もご訪問ありがとうございました Have a Good New Year's Eve

Dear All

Thank you very much indeed for your visiting my blog in 2023

Have a good New Year's Eve


ブログに来てくださった全ての皆様へ

今年も私のブログをご覧下さって ありがとうございました

どうぞよいお年を

2024年にコロナ後初めて海外へ行くことができましたが、久しぶりの標高4000-5000mでこれまで経験したことのないレベルの高山病となり、2-3日活動ができない状態になりました。最近の運動不足も影響があったと思いますが、歳を重ねて体力維持に今まで以上に時間をかける必要性に加え、可聴域が狭まっていることを知り、様々な体の変化を知った一年でした。

2024年12月28日土曜日

ツミ初飛来 Japanese Sparrowhawk

自宅にツミが初めて飛来しました。

This is the Japanese Sparrowhawk at my house.

13/Dec/2024 Japanese Sparrowhawk

室内作業の合間に玄関掃除をしようと思って表に出たら、ほんの7-8m先にこんな風景が。一度深呼吸をしてそっと家に戻り、カメラを持ち出して撮影しました。

2024年12月26日木曜日

Welcome back ! 05 Baikal Teals

昨年にトモエガモを観察した雑木林に囲まれた池に、今冬もほぼ同数が帰って来ていました。お帰りなさい!

17 Baikal Teals have arrived again in my patch at the small pond where it was observed last year. Welcome back!

25/Nov/2024 Baikal Teals

12月11日に再訪した際もトモエガモは17羽でした。11月と個体数が同一でしたので、固定の群れがこの場所で春まで滞在すると決めた模様です。北帰まで彼らにとって平穏な環境であることを期待しています。同日、実家近くの大きな川でツグミ1羽、トモエガモのいる池周辺のムクノキの実にシロハラとツグミを1羽ずつ確認。冬鳥が少しずつ下りてきているような印象ですが、飛来の時期は遅く、数も少ない印象です。

25/Nov/2024 Probably Hybrid

偶然11月にお会いしたKさんご夫妻に、コウライアイサの写真を見せていただきました。遠方から撮影されたにもかかわらず、トリミングでも雄の特徴がよくわかる写真でした。「カメラの性能が良いんだよ」と笑いながら言われていましたが、貴重な画像を見せていただけて、とてもありがたかったです。もう長年出会えていない鳥なので、私もいつかどこかで出会えることを期待しています。

2024年12月23日月曜日

Merry Christmas!

みなさん、良いクリスマスを

2024年12月17日火曜日

バンガード双眼鏡 エンデバーED 8320

バンガードから双眼鏡 エンデバーED 8320(以下8320)が2024年5月から販売され、この度フィールドで使用する機会をいただきました。バンガードでは32mm径がラインナップからしばらくなかったので、復活は嬉しいニュースです。

↓バンガード エンデバーED8320

販売ページはこちら!

540gという重量は、女性にはもちろん、男性でも荷物を軽量コンパクトにしたい場合にたいへん魅力ある選択肢です。ボディのラバーも手にしっくりきます。付属のストラップは42mm径と同等レベルのもので、首の負担はかなり軽減されます。ピントリングに適度なテンションがあり、人差し指1本での調整も快適でした。

私は目幅が狭く、双眼鏡選びでは目幅調整の機能チェックが重要ですが、8320は目幅調節には私の目幅でも余裕がありました。鏡筒直径も小さいので、手が小さくてもしっかりグリップします。小学生からでも使える機種ではないでしょうか。

最小目幅の状態です

右眼視度調節リングは上下をすることでロックします。ロック時に「カチッ」という心地良い音がしてグリーンのリングが見えます。ロックの確認が視覚的にも聴覚的にもきちんとできるとフィールドでは個人的にとても安心できます。

右眼視度調節時(グリーンのリングが見えない)

右眼視度ロック時(グリーンのリングが見える)

搭載のEDレンズは滲みがほとんどないうえに、明るさとシャープさの印象が肉眼に近い印象です。覗いた画面の全体が「まろやか」と表現すれば皆さんに伝わるでしょうか。

7.2° という視界の広さと明るいレンズのおかげで、フィールドでは木々の葉の間を移動するシジュウカラは簡単に捉えることができ、谷戸内の30mほど先の水面にいるトモエガモ雄の不思議な模様と、群れがしきりに潜ってドングリを咥えて上がってくる様子が、日陰という周辺に比べて暗い条件でも確認できました。

個人的には、8倍という倍率と視界のバランスが良いので非常に使いやすい双眼鏡と感じました。

 ↑8320では、雌が咥えているものがドングリとわかりました

定価は39,600円。EDレンズ搭載で覗いた時のレンズ縁の歪みが非常に少なく、かなりお買い得な製品だと私は思いました。

27日追記:

<東京都内のホビーズワールドさんでも、紹介・取扱いされております>

↓EDレンズ採用・「バンガード ENDEAVOR ED 8320」双眼鏡が入荷しました!

http://hobbysworld.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-a31424.html

↓バンガード ENDEAVOR ED 8320 双眼鏡

https://www.hobbysworld.com/item/12430203/

2024年12月15日日曜日

11月の確認種 Bird Species in November

その年に見聞した鳥の記録を文一総合出版発行の野鳥雑誌BIRDER1月号付録の手帳にある日本産鳥類目録で管理しています。11月30日に行なった種数チェックでは259種でした。12月31日には何種になるのか、楽しみです。

12/Nov/2024 Great Cormorants

My year list of bird 2024 had 259 species on 30 November, added 3 species from October. I am looking forward to seeing how many species will be on the final list on 31 December 2024.

2024年12月14日土曜日

My First E2 Nasuno 初雪

11月23日に北関東を訪問し、2024-25年冬シーズン初めての雪化粧を見ました。お忙しい中で貴重な時間をくださったNさんのおかげで、ごく短時間の訪問にもかかわらず、この地域の魅力を満喫できました。本当にありがとうございました。

23/Nov/2024 私にとっての「初雪」でした

Tohoku Shinkansen, My first E2 Nasuno 

The E2 windows are bigger than others

2024年12月12日木曜日

Welcome back ! 04 タゲリなど

2024年11月19日にタゲリなどを確認しました。今冬の私の現地訪問が遅かっただけで、実際はこの日以前に彼らは飛来していたと思います。

何はともあれ、お帰りなさい!

I saw 51 Lapwings, 2 Woodcocks(17:02,17:04), Pale Thrush and White's Thrush in my patch. Welcome back!

Photographed on 15/Jan/2016 Northern Lapwings (確認地個体ではありません)

19/Nov/2024  Brightness of Woodcock Watching Time

2024年12月11日水曜日

12月7日フィールドスケッチ会@新横浜

12月7日、フィールドスケッチ会を新横浜公園で行いました。レポートを、以下のブログに掲載しました。

↓12月7日フィールドスケッチ会@新横浜公園

https://fieldsketchbook.blogspot.com/2024/12/127.html

当日はミコアイサ雌も観察できました。

(観察個体ではありません)

2024年12月10日火曜日

松田道生さんを偲ぶ会へ

少し前ですが、素晴らしい青空が広がった12月01日、


へ行きました。

会場には野鳥観察に関わる企業の方、重鎮の方々が勢ぞろいをされていて、道生さんの交友の広さを感じずにはいられませんでした。生前に道生さんが「ほらほら、積極的にいろいろ話したほうが得だよ」と、以前たくさんの人の集まる会で遠慮していた私におっしゃってくださったこと思い出し、久しぶりにお会いした方、一度お話を伺ってみたかった方、知人を経由してお名前をお聞きしていた方などと、できる限りご挨拶をし、貴重なお時間をいただきました。私が不躾に話しかけたにもかかわらず、笑顔で対応してくださった皆様、本当にありがとうございました。

今回初めて奥様にご挨拶できました。ワイルドライフアート協会の展覧会で何度も描かれた日本画を拝見していましたので、勝手ながら初めてお会いした気がせず、いろいろお話をしてしまったことに加え、話の流れから貴重な資料も、お忙しい中で後日送付を頂いてしまいました。心から御礼を申し上げます。その資料を基に、これからの活動を深めていきたいと思います。

とても素敵な楽しい会でした。「偲ぶ会」の企画や手紙の発送など、準備にしてくださった全ての方に御礼を申し上げます。

松田さんが対談されている貴重な動画(音声のみ)がありました。カラスへの愛が溢れた素晴らしいトークです。

↓日垣隆サイエンス対談(2009年10月11日)松田道生「カラスは面白い!」

https://www.youtube.com/watch?v=n75tl016lm0

2024年12月8日日曜日

A Ringed Heron リング付アオサギ 00C

I found a ringed Grey Heron 00C in Chiba pref, and reported it to the Yamashina Institute for Ornithology. I had a reply that it was one of the birds that had been banded in May 2014 as a chick in the nest. Also I found an article in the internet that it had also been seen in Miyazaki pref.

カラーリングのついたアオサギを見つけたので、山階鳥類研究所に報告をしたところ、2014年に標識をされた個体のうちの一羽との返信をいただき、ネット上では宮崎県でも確認されていることがわかりました。

12/Oct/2024  Grey Heron 00C

今回、私が観察した個体は最近現地で頻繁に記録されているとのことでしたので、滞在期間の記録の一つとして役に立てていただけるのではと思っています。11月27日にも同地で確認。

足環をつけた鳥を見つけたら、山階鳥類研究所への報告をよろしくお願いします。番号が一部であっても個体特定ができる場合もあります。皆さんの観察した一つ一つの報告の積み重ねによって、野鳥の生態解明や保護につながります。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

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<足環をつけた標識野鳥確認した際の山階鳥類研究所への連絡先>

標識報告フォーム

https://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwaform/

足環など標識のついた鳥を見つけたら

https://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#ashiwa

■郵送またはFAXによる報告

以下の情報をご記入のうえ、下記宛先へお送りください。

* 回収者:氏名

* 連絡先:電話番号・e-mailなど

* 足環の番号:記号や文字の全て(可能なら写真も)

* 回収年月日:発見・観察した日時

* 回収場所:市町村名・地名・地番などを詳しく

* 種名:判らない場合は写真をお送り下さい

* 性別:オス/メス/不明

* 年令:成鳥/幼鳥/不明

* 回収したときの状況:

・生きていた場合-足環をつけたまま放したかどうか。保護している場合は、その収容先。

・死んでしまっていた場合-死因や、死後どれくらい経っていたかもお知らせください。

宛先: 山階鳥類研究所 鳥類標識センター

〒270-1145 千葉県我孫子市高野山115

FAX 04-7182-4342

E-mail: bmrc@yamashina.or.jp

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2024年12月6日金曜日

ハナミズキの実

例年に比べるとやや少なくて小粒ですが、今年もハナミズキの実がなりました。

14/Nov/2024

2024年12月3日火曜日

Welcome back! 03 ツグミ初認

10月31日にツグミ3羽が自宅付近上空を通過する姿を観察しました。今冬地元での初認で、とても嬉しかったです。お帰りなさい!

23/Nov/2023 Dusky Thrush 確認個体ではありません

その後に観察できていないので、次の出会いを楽しみにしています。

I watched 3 Dusky Thrushes on October 31st, passing above my house for the first time this Autumn. Welcome back!

2024年12月1日日曜日

旅のきっかけ

2024年に私が驚いたことがいくつかありますが、一般的には「新しい旅先を決めるきっかけや目的が作りづらい」ということは特に衝撃でした。


年齢性別を問わず、野鳥に会うことが好きな私の友人知人は国内でも海外でも旅へ出ることへのフットワークがかなり軽い印象で、どなたにとっても旅のプランを組むのはそんなに難しくないと思っていたからです。


年間スケジュールの中で野鳥観察に多くの時間を費やす生活になっている私も、鳥に会いに行くということが旅先を決める始まりで、「見たい鳥に会う」ために季節ごとにほぼ行き先が決まっていきますし、新しい場所も手帳に書き込んで訪問の機会を探ります。


訪問したい時期が重複して選択に困ることもしばしばです。


もし、いろんなところへ行ってみたいという気持ちがあるけれど、どのように行き先を決めたら良いか迷ってしまう方は、「野鳥に会いに行く」ことを目的にしてみてはいかがでしょうか?

行き先は、鳥が決めてくれます。


図鑑を眺めながら、見たい種が見られる場所へ行くのが良いでしょう。ネット上で探すも良し、地図を広げて探すも良し。今は旅行会社の企画する野鳥観察ツアーも充実していますので、それに申し込んでみても良いでしょう。


歴史的建造物や観光スポットと違い、必ず目的の鳥に会えるとは限りませんが、なぜ会えなかったのか考えるのも私の旅の楽しみの一つになっており、その確認をしたいという気持ちが、同じ場所を再度訪問する原動力になっています。そのため、年々行きたい場所が増えていってしまっています。


そして、鳥を通して出会った美しい風景と友達が人生の宝にもなっています。


鳥のいる場所はアクセスが簡単ではない場所もあり、思いがけないハプニングも起きたりして、「家に帰れるだろうか?」とその時は不安な気持ちになったりしますが、無事に帰れればそれも良い思い出です。コロナも明けましたので、ぜひ楽しい旅を。